ケガは洗う ~未消毒のすすめ~

ケガは洗う ~未消毒のすすめ~

2013年10月10日(木)4:48 PM
 昨日は台風の影響で凄い雨でしたね。今日は台風一過、いいお天気になるといいですね。
 最近の運動会は春も多いですが、私達が子供の頃は運動会と言えば秋でした。スポーツの秋です。転んでケガをする、ということも多くなってきます。
 私達の子供の頃はケガすると消毒をしたものでしたが、医学の進歩に伴い、消毒は無意味なだけでなくケガの治りを遅くするものだと分かりました。ガーゼも同じで、ケガに直接貼るとはがす時に痛い上に治りを悪くしてしまいます。
 すりむいたり切ったりしたキズは、とにかく水道水で洗い流すのが一番です。特別な水である必要はまったくありません。水道水と清潔な生理食塩水を比較した実験では効果の差がなかったからです。
 細かい砂が入った場合でも、全て取れるまで洗います。ガラスは足の裏や手のひらなど以外は少しくらい残っても大丈夫ですが、砂などは傷痕が残ってしまうのでとります。上手くいかなかったり、自分達でできそうもない場合は迷わず病院に行きましょう。
 キズに直接クリームを塗るのはやめましょう。クリームは界面活性剤が入っているので、キズを余計ひどくします。特に尿素クリームは、乾燥肌の正常な角質(皮膚の表面)も壊してしまうほどの威力があります。
 私達は基本的に刺さない鍼(はり)で積聚治療をしていますが、症状に併せて経絡治療というほんの少し刺す鍼(はり)の治療もしています。この経絡治療をする場合は刺す場所を消毒しますが、これは注射の前の消毒と同じで意味があります。少しひやっとしますが我慢をお願いします。
 実はおきゅうに使うもぐさ、これを傷口にはると綺麗に治るという裏技もありますが、それは鍼灸師と一緒にいる時に怪我した方の特権(?)でしょうか。
消毒
  1. キズに汚れがあれば水道水で洗う。砂などは綺麗におとす(消毒はしない)。深いキズや異物が取れない、強くぶつけたキズなら形成外科などの医療機関にかかることをお勧めします。
  2. キズ専門の創傷被覆材を貼る(ガーゼをキズに直接貼らない(創傷被覆材の上からならOK)。クリームをキズに塗らない。)。貼る前に、ビタミンC誘導体ジェルを塗るのはお勧めです。これはキズの治りをよくして色素沈着を抑制する効果があると言われています。
  3. 治るのを待つ。お風呂はキズを清潔に保てるのでお勧めです。ただし、キズは洗わず、その周辺をそっと洗うだけにします。キズは不潔にする方が治りが悪いと言われています。



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