操体的腰痛予防法

操体的腰痛予防法

2014年04月08日(火)4:41 PM

CherryTreeInNakagawa
 4月5日~4月19日は二十四節気で「清明(せいめい)」。全ての生き物が清らかで生き生きとした様子を表した「清浄明潔(しょうじょうめいけつ) 」を略した言葉。まさに長い冬が終わり春本番になったことを表しています。

 この時期はまだ寒さがぶり返したりします。気持ちも服装も暖かい気候を予感しているのに、突然冷え込むと自律神経の調整が追いつかなくなります。自律神経が失調すると様々な不調が現れます。腰痛もその一つ。

 

 さて、前々回のブログ「あなたの腰痛は「冷え」かも」で突然ギックリ腰になってしまった時の対応方法をご紹介しましたが、今回は腰痛全般の予防法です。
 おきらく極楽では鍼灸(しんきゅう)治療の後の運動療法として橋本敬三医師が考案した操体法*をお伝えしています。今回は腰痛になってからでも、予防にもよく効く体操です。先ずは実写をご覧下さい。今回は三つある体操の内の一つです。

 最初に動診を行います。動診はとても簡単で、身体の動きにくい/動きやすいを見るだけです。
 仰向けに寝て膝を立て、脚を揃えたまま左右に倒してみます。倒しにくい方が見つかったら、逆の楽な方に倒します倒せるところまで倒し、ゆっくり5呼吸したら息を一気に吐き出しながらペタンと腰の力を抜いてください。最低2セット。3~4回もやれば十分です。
 左右の差がなくなってくれば、左右両方同じ回数だけ倒せば良いです。

 ここで操体法の動きの原理をお伝えします。

  • 原理① 楽な方へ動く
  •     痛くない気持ちのいい方向に動く

  • 原理② ゆっくりと、ふ~っと動く
  •     力まないで息を吐きながら

  • 原理③ バサッと脱力
  •     気持ちの良いところで5呼吸程とめ、全身グニャッと瞬間脱力

 ところで、医道の日本2014年3月号に、マサイ族のザンビア体操という腰痛予防体操の事が書かれていました。
 婦人之友 2009年8月号にオリジナル紹介記事が載っているのですが、在庫なし。たまたまその記事がアップされているブログを発見しました。
 操体法の腰痛予防体操をうつ伏せでやるような感じですが、背中を反らせる分、負荷が高そうです。牛を運ぶマサイ族も、150kgの大ナマズを釣り上げるブラジル人も、その前に腰痛予防として同じ体操をしているんですね。マッケンジー体操+ツイストって感じの動きなので、確かに良いかもしれません。
 操体法では、先に不調の有無を動診する辺り、さすが医師の治療用体操という感じです。

 

 いずれにしても酷い腰痛を発症してから元に戻すのは結構大変です。
 何か変だなと思ったら直ぐ操体法。あるいは常日頃から予防に操体法。
 操体法でもどうにもならなかったらおきらく極楽ゴー!!

 

* 操体法

 操体法というのは大正時代に高橋迪雄(みちお)先生とその父、金作先生によってつくられた体のゆがみを整える健康体操を参考に、というか橋本敬三医師が殆どそのまま治療に使い始った体操です。この高橋正體術は、操体法以外に野口晴哉(はるちか)先生の整体術や沖正弘先生の「沖ヨガの修正体操」など多くの流派に派生していきました。
 この辺りの事はまたいつか触れる事があるかもしれません。

この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。巳年。
神社と美味しいものが大好きです。


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