よもぎ(蓬)、病気になったり薬になったり

よもぎ(蓬)、病気になったり薬になったり

2014年09月16日(火)8:59 AM
 よもぎ(蓬)の花咲く時期ですね、よもぎアレルギーの方は辛いですね。
 よもぎの学名はアルテミス、月の女神の聖草です。血の病から虫さされまで万能の効き目がありますが、花粉症の原因にもなります。繁殖力(生命力)が強い反面、他の植物が育たないなど、よもぎも良いことばかりではありません。
 日本では、昔から使えるものは何でも利用する逞しさでよもぎとも付き合ってきましたが、「もぐさ」は特にきゅう師にとって自然の賜です。
 
 もぐさを行商する「どろにやいと」は、残念ながら今年の芥川賞を逃しました。さわりしか読んでいませんが、珍しい設定です。
 お灸は別名「やいと」なので、泥にお灸は無駄なことのたとえです。地球を癒す、ではないようです(笑)
 この本に出てくる「天祐子霊草麻王」は、もぐさにニンニク、ショウガ、木の根っこ、菊の葉を調合した架空(たぶん)のもぐさで、これでお灸をすれば何にでも効く万能のお灸だそうです。1袋500g入り2,500円も、今のもぐさ事情だと安いのですが、この時代だとお高いかもしれません。
 知熱灸というやり方でツボにすえる場面では、無資格じゃないの?なんて本文と関係ないところが気になってしまいました(笑)
 
QandR よもぎ(Artemisia indica var、maximowiczii、モチグサ、餅草、エモギ、サシモグサ、サセモグサ、サセモ、タレハグサ、モグサ、ヤキクサ、ヤイグサ、Japanese mugwort、蓬、善萌草、善燃草、四方草)はキク科の多年草で、温帯に250種、日本に30種くらいがあるそうです。邪気よけとも言われる香りの主成分はシネオールで、ローリエ、バジリコ、ローズマリーなどにも含まれています。
 春は柔らかくて草餅に最適で、秋は薬効が高くなり、食用、薬、お茶、入浴剤、もぐさなど一年中役立ちます。
 傷口に揉んだ葉っぱをつければ優秀な止血剤&傷薬、煎じて飲めば婦人の病や腹痛、下痢、胸焼け、貧血、冷え性などに効果があり、乾燥してお風呂に入れれば腰痛や痔に効き、お酒でエキスを抽出すれば虫よけ兼虫さされの薬になります。電子レンジあってこその使い方ですが、もぐさを包んでチンしてカイロ代わりにする方もいるようです。
 
 色々と役立つよもぎですが、困ったことに花粉がアレルギーの原因になります。ピークは9月です。よもぎアレルギーの方は、よもぎの花に近付かないようにし、帰宅時には服についた花粉を払うなどの注意点は、スギ花粉と同じです。
 このアレルギーは花粉限定なので、草餅などは大丈夫!むしろ、おきゅうで積極的に花粉対策をしてください。
 すえる場所は、総合的な判断によるので人によって違いますが、一般的な花粉症のツボとしては合谷(ごうこく)をお勧めします。。
 辛い鼻水や喉の痛みは、花粉に侵入されないように体が戦っている証拠です。戦い疲れて薄くなった粘膜への栄養補給や、戦う必要がないことを学習してもらうのに、意外とはりきゅう(鍼灸)が有効です!

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
 

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