のどで考える・・・

のどで考える・・・

2014年12月16日(火)7:26 AM
 師走なかば、寒さはますます厳しくなってきました。空気も乾燥しており、朝、目が覚めたら鼻の中がカラカラに乾いてしまって、痛いこともあります。
 風邪をひきやすいこの時期に多いのが副鼻腔炎。急性・慢性合わせると毎年約1000万人~1500万人以上が発症するということです。これはウイルスが副鼻腔という頬骨の中、眼の内側・上側など、鼻と両眼を取り囲んでいるスペースに入り込んで炎症を起こす病気です。何だか風邪が長引くなぁ、いつまでも鼻が出るなぁ、と放置していると目・鼻・頬の辺りに痛みを感じたり、アレルギー性鼻炎や気管支喘息など他の病気を引き起こすので注意が必要です。
 
 話が少し脇にそれますが、おきらくが子供だった頃、弟がアデノイドと言う、のどちんこの奥にある咽頭扁桃(扁桃の一つ)が腫れる病気にかかっていました。アデノイドがあると副鼻腔炎にも掛かりやすいそうで、弟もそうでした。

 その頃の弟は『どこで考えるん?』と尋ねると頭ではなく喉を指さして『ここで考える』と答えていたものです。ずっと喉に違和感を持っていたのかもしれません。結局アデノイドは手術で取ってしまったと記憶しています。

 咽頭扁桃が腫れると鼻呼吸がしづらくなり、口で呼吸することが多くなります。鼻は肺というクリーンルームに行く途中の滅菌システムであり、空気中のホコリ・病原微生物などを除去するだけでなく、空気に適度な湿りけと温度を与えるエアコンの役割もしています。口呼吸になると感染症に掛かりやすくなるのはこのためです。

 
 風邪を引いて鼻が詰まった場合も同じで、いつまでも口で呼吸をしていると、乾燥した冷たい空気のせいで、口や喉が乾燥し、病原微生物などが直接侵入し、粘膜に炎症が起きやすく、風邪も引きやすくなったりと、ろくな事はありません。
 眠っている間は口に貼るテープなどを利用するしかなさそうですが、日中は意識して鼻で呼吸するのをお勧めします。
 なによりも風邪を引かないように予防をシッカリとする。掛かっても直ぐに治る体にしていく。これが大事だと思います。
 
sara_kiki#3 睡眠をしっかり取って体力を高め、うがい、手洗い、マスクで予防しましょう。
 そして、真心のこもった温かい料理で日頃から体調を整えましょう。
 キキちゃんが一所懸命手伝って作った『ニシンとカボチャの包み焼き』なんて栄養もタップリありそうで良いんじゃないでしょうか?
 
 はりきゅう(鍼灸)は治る力を高めるので、風邪を引いてもおきらく極楽で回復期間を短くするためのお手伝いが出来ると思います。

 

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 扁桃が免疫の役割を担っているのは、まだ免疫システムが十分に出来上がっていない子供の頃の事で、大体中学生頃には免疫機能が十分発達しているので摘出しても問題ないと言われています。でも、虫垂(いわゆる盲腸)だって最近になって腸内細菌と関連が深いという事が分かって来ていますし、実際の所はどうなんでしょうね。

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
 

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