黴(カビ)と健康

黴(カビ)と健康

2015年06月30日(火)8:15 AM
 ムシムシしますね。梅雨はまだまだ明けそうもありません。一般的には梅の実が熟する頃の雨なので梅雨と言いますが、黴(カビ)が生じやすい季節なので黴雨と表現することもあります。風通しの悪い家は梅雨に関わらず、1年中がカビシーズンです。
 黴菌(バイキン)の字に使われているように、カビと細菌は悪者のイメージが強いです。黴という字は、まっくろくろすけが隠れているみたいで可愛いのですが。
 
 カビは地球上に64万種、家にいつくカビはそのうち20種程度で、アオカビ(押入の壁)、クロカビ(浴室・押入など)、ススカビ(畳・押入)などが良く見られます。そしてカビは体調が悪かったり、病気で体が弱っている時には、アレルギー(喘息、アトピーなど)・食中毒・感染症(水虫、肺真菌症など)などの原因となることがあります。
 
 その反面、カビや細菌は食事や健康などに欠かせません。例えば最近、健康の観点から発酵食品が見直されていますが、カビや細菌がその主役です。味噌、醤油、鰹節、日本酒などを作ってくれるカビがいますし、漬物、納豆、酢などを作ってくれる細菌もいます。ミクロ世界の匠達が作り出してくれる素晴らしい食材や調味料。小さな働き者にどれだけ感謝してもし尽くせないものがあります。
 
 悪いカビを予防するなら、まずは空気の入れ替えをしましょう。空気の通り道を確保するために、流れが滞るような家具の配置や物の置き方を見直して十分な換気をします。換気が出来なくても、とにかく空気を動かせばカビの増殖は防げます。おきらく極楽では、空気が循環するよう常にサーキュレータが活躍しています。
 
 東洋医学には「不通即通、通即不痛」という言葉があります。「通らなければ痛い、通れば痛くない」という意味なのですが、ヒトの体も家と同じで巡りが悪いと不都合がでます。家は風が通らないとカビが生えるように、例えば足の血流が悪くなると冷たくて痛くなります。ヒトの体も風通しが大事です。
 
軽~く蹴ってみよう

軽~く蹴ってみよう

思い切り蹴ってみよう

思い切り蹴ってみよう

 体の風通しを良くするには、何といっても体を動かす事です。スタミナや筋力、病気や怪我などで変わりますが、不足している運動が増えると健康を実感すると思います。お掃除の時に普段は使わないハタキがけをしてみるとか、駅の階段を1段飛ばしするとか、ほんの少しだけ負荷を上げてみませんか。
 
 部屋のカビを完全になくすことは出来ないので、少しのカビや菌と共存できる健康を保ちたいものです。健康のことなら、お近くのはりきゅう(鍼灸)院でもお手伝いできるので、おきらくにお問い合わせください。
 そう言えば今、日仏合作ドキュメンタリー 『千年の一滴 だし しょうゆ』という映画が日本各地を回っています。そのパンフレットに「菌たちが生き生きと働くと、美味しいものが生まれる。」とあり、素敵な文章だと思いました。静岡シネギャラリーに来たら是非行かなくては。

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
 

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