年明けて 今年も五感で 養生す

年明けて 今年も五感で 養生す

2016年01月05日(火)7:23 AM
 年が明けましたね。
 今年は申年です。おきらくは6回目の年男です。人生130年。折り返し地点が見えてきました。まだまだこれからです。皆様の健康を祈って、今年も張り切って参ります。
 
 昨年の暮れ、サントムーンでの上映を待ち焦がれていた「千年の一滴 だし しょうゆ」を見ました。
 出汁(だし)を引くのに良く使われるのが鰹節、昆布、干し椎茸。その成分は、それぞれイノシン酸、グルタミン酸、グアニル酸で、ほんの15年前までは世界的に認知されていなかった日本が誇る「旨味(うまみ)」です。
 西洋にはそれまで出汁がなかったかというと、決してそんなことはなく、例えばトマトなどは熱を通すととても良い出汁が出ます。日本人のように「旨味」を独立した味覚として意識していなかっただけだろうと思います。
 おきらくが野菜の煮物などを作る時は大きめのトマトを3個ほどざく切りにして、煮汁がわりに使うことも多いです。とても美味しいものです。
 
 味覚にはこの旨味以外にも酸味・苦味・甘味・塩味があります。
これら以外にも脂肪やカルシウムなども受容器があると考えられています。
 元々味覚というのは動物が生き延びるため、自分に必要な食べ物や毒となる食べ物を見分けるために得た感覚だそうです。
 例えば、酸味は腐っていないかどうか、苦味は毒ではないかどうか、甘味はエネルギーになるかどうか、塩味はミネラルを補給できるかどうか。すると脂身が美味しく感じられるのも、優れたエネルギー源であり、また細胞や脳を作るとても重要な栄養素を知るためだろうということが想像できます。お肉に旨さを感じるのは体の20%をしめるタンパク質だからでしょう。
 
 こうした生命維持に大切な役割を果たす味覚ですが、進化する上で変化していくこともあるそうです。
 例えば、猫は完全肉食なので糖分を感知できないし、イルカは獲物を丸飲みしてしまうので味覚はほぼ無いそうです。
 好き嫌いしてると、たかだか一生の間ですら廃用性萎縮してしまわないか心配になりますね。
 東洋医学では中庸(ちゅうよう)ということを大事にしますが、簡単に言うとバランス良くということです。
 東洋医学では味を五種類に分けて、酸苦甘辛鹹(さんくかんしんかん)をバランス良く摂ることを薦めています。
 体に必要な栄養をバランス良く、そして五感をフルに使って美味しく頂くのが養生の基本ですね。もちろん、質の良い睡眠と適度を運動をお忘れなく。
 
 食事を美味しいと感じるのは、単に舌で味わう味覚だけではなく、色合い、香り、食感、咀嚼音、のどごしなど多くの感覚の統合で成り立つものなので、ただ体を動かすエネルギーを得るためだけに貪る(むさぼる)のでは勿体ないと思います。おきらくはこの仕事を始めるまではただ貪り喰っていただけでした。その点、極楽先生は食材それぞれに感謝しながら、どのような味付け・調理がなされているかなど、食事を丹念に楽しんでいます。おきらくも最近になって漸く食事を楽しめるようになってきました。極楽先生とはりきゅう(鍼灸)のおかげです。
 
 はりきゅう(鍼灸)で体の持っている力が回復していくと、感覚も鋭敏さを取り戻していきます。最近食事が美味しく感じられないなどあれば、お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせください。
 
2016saru ところで、狐も猫も十二支には入っていませんが、何故なんでしょう?
 どっちもとっても可愛いのに・・・。
 

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
 

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