やな上司思い出すたび痒くなり~蕁麻疹~

やな上司思い出すたび痒くなり~蕁麻疹~

2016年03月15日(火)7:26 AM
 ようやく日中の暖かさが続くようになりました。蛹(さなぎ)が美しい蝶になってヒラヒラと舞う季節(菜虫化蝶)。現代の三島では蝶を見掛けることはあまりありませんが、縄文時代にはきっと沢山の蝶が舞い踊っていたのでしょう。
saru_jinmashin 気候的には過ごしやすいのですが、花粉症が辛い時期でもあります。
 そしてアレルギーと言えば、もう一つ嫌なのが蕁麻疹。15~20%の人は一生のうちに一度は経験するそうです。
 
 おきらくは数年前に蕁麻疹になったことがあります。
 ホットカーペットの上でついうたた寝をしてしまったその夜、突然の激しい痒みに七転八倒しました。
 それまでもホットカーペット上で寝てしまうことなど何度もあったのですが、何ともありませんでした。あの時はおきらくの体が蕁麻疹になってしまうような状態になっていたと言う事でしょう。
 
 蕁麻疹には下のような3つの種類があります。
Ⅰ.明らかな原因のない特発性の蕁麻疹(急性と慢性)
Ⅱ.特定の刺激によって起きる蕁麻疹
Ⅲ.特殊な蕁麻疹など
 基本的な症状は、痒みのある赤い膨らみが出来ます。赤い膨らみは円形、楕円形またそれらが合体した地図のような形で、色々な所に現れたり、消えたりします。痒みより痛みに近い場合もあれば、痒みがないものもあります。
 
 蕁麻疹で真っ先に思いつくのは食物アレルギーや薬アレルギーですが、これはⅡのグループの蕁麻疹。食べた物、服用した薬、触れた金属、ダニ、ハウスダスト、温熱刺激、寒冷刺激などが日常で遭遇するケースだと思います。このグループの蕁麻疹は原因が分かっている、または検査で分かるので、その原因を取り除く事が一番の予防になります。
 あるあるなケースとしては嫌な人に出会った時に何だか肌がムズムズしてくるのがコリン性蕁麻疹で、これもⅡのグループになります。勤め先だと取り除く事が難しいので厄介です。
 
 蕁麻疹で一番多いのがⅠのグループで原因は分かっていません。原因が分からないので対症療法として痒み物質であるヒスタミンの分泌を抑える薬が処方されます。
 
 はりきゅう(鍼灸)では、昔から皮膚の色(発赤、鬱血など)、手触り(ザラザラ、ブツブツなど)、温度(温かい、冷たいなど)、湿りけなど、皮膚の状態は内臓の状態を反映しているバロメーターとして臨床経験を深めて来ました。

 「内臓に弱りがあると皮膚や粘膜の柔軟性が失われ、外からの刺激に負けやすい、反応しやすい(やまい一口メモより*1)」ので、蕁麻疹も単なる皮膚の症状とは受け取らず、根本的な不調を除くはりきゅう(鍼灸)をします。

 
 皮膚の状態が良い時内臓は健康だし、皮膚の状態が悪い時は内臓の調子も良くありません。逆にいうと、皮膚に現れた症状だけを治療しようとしても、体は健康にならない。健康のためには、常日頃から養生が大事です。
 最近なんだかお肌の調子が良くないという方は、はりきゅう(鍼灸)でお手伝いできることもあります。おきらくにご相談ください。

 

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*1 やまい一口メモ

 小林詔司著
 太陽出版
 
「やまい一口メモ
東洋的な健康観のすすめ」
 
健康について日常的に経験することと、それについて東洋医術の立場からの説明が書かれています。

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
 

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