起床時間は変えないで ~まもなく黄金週間~

起床時間は変えないで ~まもなく黄金週間~

2016年04月19日(火)7:33 AM
 インフルエンザがようやく下火になりました。今年は出足の遅さを取り戻すように猛威が続きましたが、ようやく終わりそうです。
 流行にのった方の中には、ちょうど予防接種の効果が落ちた頃の感染も多かったようです、ちょっと残念。
 
 顕微鏡の発明が約500年前、病原菌の発見は約100年前ですが、予防接種の方法は約220年前に発表されました。
 今でこそ菌などの写真を見ることができますが、それまでは姿も形も知る人はいませんでした。五感で分からないものを理解するのは難しいことだと思いますし、あると信じて研究してきた方は凄いと思います。そして見ることもなく予防法を確立したことは、ホント尊敬です。
 知ってしまえば簡単なことも知るまでは難しい、それは今も昔も変わりません。
 
 偉人達の発見により、感染症などの死に直結する脅威から逃れられたような気がします。でも、耐性菌などの新たな恐怖を考えると、永遠の安泰ではないことは事実だと思います。
 病院などでは耐性菌対策を頑張ってくれているのでしょうが、食べ物、お肉やお野菜に使われた薬剤の耐性菌は日々食べちゃってるので、自分達も無自覚に耐性菌増産推進員になっています(笑)
 この先、病原菌と薬と耐性菌はどうなるんでしょうか?
 まずは自分にできそうなことを考えると、病気にかからない体作り、病気にかかっても自力で治せる体作り、最小限の医療で治せる体作り、では?
 健康でさえいれば、多少悪いものを食べても自力で出す逞しさだって体に備わっているはずです。健康は何物にも代えがたい財産だと思います。大切な家族を守ることができるのも、自分の健康があってこそだと思います。
 
 そこで提案です!もうすぐゴールデンウィークです。慣れない環境で頑張ってた人達にも、待ち遠しかった連休です。旅行、お喋り、朝寝坊などなどパーっとした気晴らしは、元気を回復するためですよね?
 だったら体が喜ぶことは続けてみませんか?実は、体は決まったパターンが大好きです。起床前から目覚めのホルモンを出し、活動のために必要な調整を始めています。夏休みの宿題でたとえると、コツコツ毎日するタイプです。
 朝から夜まで規則正しく、とはいいませんが起きる時間だけは一定にしてみませんか?眠りから覚めて活動する時間、季節で言えば春、種から芽がでるようにガラリと変化する時刻を一定に保つと、体は一日順調です。
朝日がまぶしいね、ママ!!

朝日がまぶしいね、ママ!!

 お勧めはカーテンを閉めずに寝ることです。通りから見えちゃう窓だとできませんが、朝の太陽で目が覚める、これってすごく贅沢で素敵です。
 逆にこれだけはやめた方がいいと思うことは、二度寝です。起床のために密かに体が準備していた労力が無駄になるうえ、睡眠に戻るための負担と再度起きる労力が追加されるため、意外とスッキリした寝覚めが得られません。
 
 慣れない学校や仕事でちょっと疲れているようなら、はりきゅう(鍼灸)で元気を回復するのも手です!おきらく極楽は、ゴールデンウィーク中は学会も勉強会もないのでカレンダー通りです(火曜定休)。
 健康に関する色々なことにはりきゅう(鍼灸)がお役にたてるかもしれません。何かお困りのことがあれば、おきらくにお問い合わせください。

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
 

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