髪と爪のお手入れ

髪と爪のお手入れ

2016年05月31日(火)5:41 AM
 5月も今日で最後、まもなく梅雨です。芒種(ぼうしゅ)を待たずに田んぼの種蒔きも終わり、グ~ンと伸びる前のタメの時期になりました。ちなみに芒は禾偏の植物、稲などをさす言葉だそうです。
 おきらく極楽の廊下は夏でも陽の光がささやかなので、プランターの緑は過酷な環境に弱々しく耐えています。蒔いても蒔いても育たないものもあれば、抜いても抜いても生えてくるものもあり、はかなさや逞しさを感じます。無秩序でカオスなプランターですが、生命の不思議を学ばせてもらっています。たまにはり(鍼)で元気づけたりしますが、基本は放任して時々いただいています(笑)
 
 人の体で伸びるといえば、髪と爪です。髪はまつげなどと同じく一定以上伸びませんが、多くの方が限度まで伸ばす前に切っていると思います。
ママ、髪きれいにしてあげる

ママ、髪きれいにしてあげる

 髪は、櫛やブラシで梳かせば梳かすほど艶々します。といっても、静電気がおきたり、千切れるように乱暴にしたら効果がありません。髪の汚れを落とし、頭の皮脂が髪の先まで届くように使えば髪は本来の美しさをとり戻します。
 髪は血管も神経もないので、そのままでは綺麗でいられません。そこで頭皮は、髪を保護する成分を出しています。この自分だけの天然のスタイリング剤を、櫛やブラシで毛先に届けます。
 もし皮脂が臭うとか過剰なら、何かを改める必要があるかもしれません。栄養が足りない、洗髪し過ぎで皮脂腺が疲れていたり、頭皮の菌バランスが崩れた、頭皮を刺激し過ぎて炎症をおこしているなど、心当たりはないでしょうか?
 良い皮脂が出ていないならば仕方がありませんが、そうでなければ体が用意してくれたものを使うのが一番いいと思います。基本的にいつでも、体が必要なものは体が作ってくれています。
 
 爪も伸びますが、爪切り以外のお手入れはいらないので楽ちんです(笑)
 手を使っていれば自然に皮脂はつきますが、もっと綺麗にしたい方は爪の生え際の少し下から爪先に向かってマッサージするのもお勧めです。
 爪切りが無い時代が想像できないくらい素敵な切れ味の爪切りもあるので、切りにくい爪なら道具にこだわるのもいいかもしれません。
 爪のトラブルもたくさんありますが、爪が指に食い込むのは痛いですよね。手足の使い方や靴などが原因になっていることが多いですが、この痛みは意外とはりきゅう(鍼灸)の得意分野です。
 お家でのおきゅう(お灸)も効果的なので、体質だからとあきらめずにお近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせください。
 髪も爪も、健康のバロメーターの1つです。今までと違うとか、何か変だと思ったら早目の受診が賢明です。体からのSOSに早く気付けるよう、日頃のお手入れも大切です。(を言い訳に、ブラシと爪切りを奮発しました!)

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
 

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