バレンタインデーはチョコが豊富になる月間

バレンタインデーはチョコが豊富になる月間

2017年02月07日(火)6:22 AM
 この季節、世界中の美味しいチョコレートが日本に集まっているかと思うと、何だか幸せな気持ちになります。数年前までは大きなバッグを抱え、あちこちにチョコレートを買いにでかけたものです。
 きっかけは静岡の伊勢丹でした。思い切って買った高いチョコ(ボンボンショコラ)があまりにも美味しくて、味見と称して大量に食べまくりました。この時期しかお目にかかれないので仕方がないです(笑)
 
 健康への思いは百人百様ですが、好きなことを楽しめる健やかさは欲しいものです。常に腹痛があった頃は、一口大のボンボンショコラは楽しめても、チョコケーキは少し厳しかったです。昔は美味しいものを食べるのに覚悟がいったな~(お腹が痛くなるかもしれないけど食べるぞ!)と、ちょっとしみじみ。今なら多少の食べ過ぎくらいは、ツボの力で乗り切ります(笑)
 チョコレートをたくさん食べるのは褒められたことではありませんが、時期限定で好きなことをするために養生する、というのはありだと思います(というか、応援したくなります)。
 例えば肉三昧の日、イチゴ狩り、食事会など、チョコレートに限らず特別な楽しみの時には、他の食事で調整したり、余分に運動をしたり、辻褄あわせができる範囲なら目一杯楽しんでほしいと思います。せっかくの美味しくて幸せな気持ち、罪悪感で打ち消すなんてもったいないです!
 よく「体は食べ物からできている」と言いますが、あっているようであっていない言葉です(便利なので多用していますが)。良し悪しは食材や調理法にあるのではなく、食べ方の影響も大きいです(食べ過ぎ、偏った食べ方、ながら食べなど)。消化吸収が感情に左右されることは、緊張でお腹が痛くなった経験があれば理解できると思います。体は意外と大らかな余裕も持ち合わせているので、美味しいものは美味しくいただいてほしいものです。
 ダイエットに便秘対策、病気にならない食事など栄養情報はちまたにあふれています。目的には沿うかもしれませんが、体の健康という意味で正しいかどうかは分かりません。食べ物が豊富な現代は、健康のために何か足すより、食べ過ぎないことが一番の養生かもしれません。
 
 おきらくでは、お腹や手足などを確認するので、本人が気付く前に食べ過ぎが分かることがあります(笑) というか、こと健康に関しては脳より体の方がずっと賢いみたいです。
 痛みや不調も自覚する前から体にサインがでているし、食べ物の影響も体に表れていると思います。
 どの食材を、どの調理法で、どの時間に、どれだけ食べるのがいいのか、人によっても体調によっても違います。スポーツ選手とかではない限り、食事は百点を目指すものではなく、広い及第点の範囲のどこかならいいのです。健康なほど及第点の範囲は広いので、美味しいものを食べる時は目一杯楽しんでください(たまには、ですが)。
 日頃の養生や体調管理など、不調がなくてもお近くのはりきゅう(鍼灸)院ならお役にたてることがたくさんあるのでおきらくにお問い合わせください。

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
 

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