気管支炎とCOPD

気管支炎とCOPD

2017年04月04日(火)6:53 AM
 暦の上では清明(二十四節季の1つ)、全ての命が美しく輝く季節です。
 沖縄では清明の日に親類縁者が墓前で飲み食いする風習があるそうですが、ご先祖様と今生を楽しく味わうなんて素敵です。
 

息?大丈夫!

 清々しい空気を肺一杯に吸い込む、それが叶わぬ病気の1つに気管支炎があります。季節の変わり目は風邪をひきやすいですが、もし咳が長引いているようなら気管支炎の可能性もあります。気管支炎は風邪より炎症の場所が肺に近付く分、治りにくいし辛さも多くなります。風邪から気管支炎になっても、きちんと養生すれば3週間位で治ると思いますが、もっと経過が長いのが慢性気管支炎、今では慢性閉塞性肺疾患(COPD)と呼ばれるものです。
 COPDは咳や痰が慢性的で、呼吸しにくくなる病気です。動くと息切れするのは、十分な酸素を取り込めなくなるからで、肺の状態が悪いので血圧も高くなり、心臓への負担も増えます。
 調子を崩さないことが一番いいのは分かっていても、ついつい無理してしまうもの。何事もこじらさないことが肝腎ですが、COPDのような生活習慣病は特に早目に生活を見直すべきです。
 ヘビースモーカーながら健康で天寿を全うする方もいれば、受動喫煙でCOPDや肺がんになる方もいます。COPDになるということは、体が煙草の害に耐えられない結果といえるので、まずは禁煙です。既に禁煙しているなら次に大切なのは、風邪をひかない生活です。
 風邪をひかない生活とは、インフルエンザや肺炎のワクチンを接種し、睡眠、食事、運動に気をつけるという、要するに養生(丁寧な生活)です。
 COPDの壊れた肺が元に戻ることはありませんが、悪くしないためにやれることはあります。笑顔で寿命を迎えられるよう、今から養生していきましょう。
 
 体を分解するとCOPDは肺(正確には気管支と肺胞)の病気といえますが、別の見方をすると体の不調が肺の症状として現れているともいえます。無理した結果が不調として現れたとしても、元気な他の場所がそれを補ったり、治す手助けをしたりと、時に体は底知れない力をだすことがあります。
 悪い生活習慣と言われようと、長年親しんだ生活を変えるのは大変です。春はうららかで暖かな反面、大きな変化を迫る季節です。冬のままではいられない生まれ変わりの季節の力を借りて、思い切って体にいい生活を始めませんか?
 何から始めていいのかとか、自分にあった養生は何かとか、何かと心細いことがあるなら、お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせください。

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
 

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