静かなる肝機能の低下(1) 感染症としての肝炎

静かなる肝機能の低下(1) 感染症としての肝炎

2017年04月18日(火)6:12 AM
 若かりし頃、謎の肝炎になったことがあります。献血後に届いた結果を見ると、ALT,AST(GPT,GOT)*がいつもより一桁多くて驚きました。すぐに病院に行ったのですが数値は高くなり続けるし、体もだるくなってきました。
 約1か月でピークが過ぎたので、入院もせず、原因も特定せずに病院通いも終わってホッとしました。
 
 その時病院で言われた「不潔だったから(肝炎になった)」にエッ?でした。胃腸の調子は常に悪いと伝えたものの、症状からA型肝炎を疑ったようです。不潔という響きに傷つきました、ホンノちょっと(笑)
 時に人は無知ゆえに人を傷つけることがありますが、病気で弱った時に(それも医療関係者から)偏見にあうと辛さは倍増します。例えば糖尿病や痛風は生活習慣の悪さが強調されがちですが、遺伝子により避けがたい方もいます。病気の説明は治るための第一歩なので、治癒力が発揮できる説明でありたいです。
 
 肝炎は病名ではなく、肝臓が炎症している状態(症状)を表す言葉です。肝炎を分類する方法は幾つかありますが、まずは原因から。
 原因の多くはウイルスで、A型、B型(D型)C型、E型、EBウイルス(エプスタインバーウイルス)、サイトメガロウイルスなどです。
 ウイルス以外の原因は、アルコール、薬剤、自己免疫脂肪肝、胆管(肝臓内の胆汁路)の病気によるものなどがあります。
 また、肝炎を期間で分類すると、急性、亜急性、慢性があり、状態を加えた分類として劇症がありますが、劇症は進行が早くて症状が激しいので特に注意が必要な症状です。
 
 肝炎の怖さは、肝臓の機能がかなり悪くないと症状が現れないことにあります。自覚がなくても異常は血液検査に現れるので、定期的な健診は大切です。
 基本的に、ウイルス性肝炎は知識で防げます。少し前まで輸血や血液製剤で感染したことを思うと、病気の解明による恩恵は大きいです。
 肝炎に限らず感染する病気はうつさない、うつらないことが大切なので、正しい知識で連鎖を食い止めてください。体力(免疫)と知識の合計が感染力に勝てば病気にならずにすむので、日頃の養生は本当に大切です。
 ちなみに肝炎の食事や運動は原因や状態によって違いますが、過去推奨されていたことが現在は違う場合もあるので、正しい情報を知ることも大切です。
 
 これだけで健康に、という単純さはないですが、体は健康を望んでいます。体の声を聞く方法は古今東西たくさんありそうですが、はりきゅう(鍼灸)は体の反応を頼りに改善する方法の1つです。
 健康についてお悩みのことなどありましたら、お近くのはりきゅう(鍼灸)院でお手伝いできることがたくさんあるので、おきらくにお問い合わせください。

*ALT(GPT),AST(GOT)は、肝臓の炎症度を知る検査です。
炎症が激しいほど肝細胞がたくさん壊れ、数値が高くなります。

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
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Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。乙巳年。
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