骨挫傷と鉄分補給

骨挫傷と鉄分補給

2018年03月27日(火)6:12 AM

積み木楽しいよ

 先日静岡市在住の愛娘、愛孫娘と一緒に静岡駅前の静岡科学館る・く・るに遊びに行ってきました。当初の予定では日本科学未来館の生きものになれる展に行って、愛孫娘のペンギン姿に萌えまくる予定だったのですが、愛娘の足が不調だったので近場に変更しました。
 MRI検査の結果、愛娘は骨挫傷と診断されました。骨挫傷というのは骨の中の出血や炎症のことで、硬い骨の外見は何ともないのに内側のフカフカしたところの怪我により痛みが出ます。愛娘と愛孫娘はフルコンタクト空手をやっているので、蹴りの練習で傷めたようです。
 
 空手を続けるなら、しっかり治して丈夫な骨を取り戻してからにして欲しいと思うのが親心。骨は硬いだけではない複雑な仕組みの中で、血液を作るなどの重要な仕事をしている大切な体の一部だからです。
 骨を丈夫にするには、鉄分を摂取することが大事です。と言えば赤血球やヘモグロビンを真っ先に思い浮かべるかもしれませんが、実は骨を丈夫にするのに欠かせないミネラルでもあります。骨にはカルシウムが必要ですが、それだけではいい骨は作れません。鉄筋コンクリートと同じように、鉄筋の役割をするコラーゲンも大切です。コラーゲンは丈夫な繊維でできた網のようなもので、その隙間を埋めるようにカルシウムが付着します。鉄筋役のコラーゲンとコンクリート役のカルシウムの両者が、丈夫な骨を作るのです。
 コラーゲンの材料はタンパク質ですが、体内で合成する時に鉄やビタミンCが必要です。つまり、鉄やビタミンCが不足するとコラーゲンがうまく合成できなくなります。コラーゲンが不足すると、骨だけでなく皮膚、腱、軟骨、血管壁、歯などにも影響が出てしまいます。
 
 鉄は意外と足りていないことが多く、特に女性は月経や妊娠で鉄を失いやすいので、積極的に鉄分を摂る工夫が必要です。鉄はエネルギー生成にも使われるので、不足すると疲れやすくなったり、冷えが強くなったり、お肌の調子が悪くなったり、内出血しやすくなったりと、色々な症状が出てしまいます。
 鉄を多く含む食材はレバー、赤身のお肉、お魚です。動物性の食材が苦手なら、大豆、ほうれん草、ひじきなどでも補給できます。ただ、植物に含まれている鉄は吸収しにくいので、吸収率を上げるためにビタミンCを一緒に取ることをお勧めします。
 
 ちなみに、鉄は食材以外でも鉄製の鍋やフライパンを使うことでも摂取できます。あるいは調理する時に鉄卵(鉄茄子とか)を入れるというのも手です。という事で、暫く使っていなかった鉄卵を引っ張り出してみたら、赤錆がびっしり。でも大丈夫。お酢に3日も漬けておけばピカピカになります。
 
 鉄を含め栄養には気を配っている、適度な運動も欠かさない、規則正しい睡眠リズムを維持している。それなのに治りが悪い場合は、体の中が冷えて治る力が落ちている可能性があります。そんな時ははりきゅう(鍼灸)でお役に立てることが沢山あります。おきらくにお問い合わせください。
 
 そういえばおきらくは学生時代、少林寺拳法で脛や腕をゴキゴキとぶつけ合っていました。1年の頃はそれこそ青アザだらけでしたが、2年になると激しい稽古をしてもあまりアザはできなくなった記憶があります。稽古に耐えられるよう骨も血管も丈夫になったのかもしれません。もし今そんな稽古をしたら、骨も血管も一発でアウトだと思います。
 

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
 

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