認知症になったらどうしよう

認知症になったらどうしよう

2018年05月29日(火)7:33 PM

まだ食べてないよ

 もの忘れを歳のせい、と笑えるのは差し迫っていない証拠(笑) それでも、歳と伴に認知症という響きが重く心にのしかかってきます。
 未来はいつでも不確定なので、心配事は尽きません。分からないことを心配と捉えるか、希望と捉えるかにもよりますが。
 
 雨のとらや工房でまったりお茶していたら、隣の席に若いカップルが座りました。照れくさそうな話し方や態度が初々しく、過ぎた日を思い出さずにいられなかったのは友達も同じだったらしく「若いっていいね」と。でも「戻りたくはないね」とも(笑)
 先のことが分からない不安感、それは幾つになっても同じですが、年齢と伴に健康について悩む方が増えてきます。認知症になったらどうしよう、それは本当に多くの方から聞く心配事の1つです。核家族化が進んだ現在、夫婦または1人で生活できないかもしれないのは不安なことです。
 でも、認知症はある日突然やってくるものではありません。生まれた以上必ず老いるし、いつかは死にます。もし、認知症が心配なら、是非、認知症がどういう病気で、予防できるのか、実際に認知症になったらどうすればいいのか、心の準備をお勧めします。「不安の正体は見たくない?」そういう方は、この先を読むことをお勧めしません(笑)
 
 認知症は、記憶や理解や判断ができなくなる幾つかの病気に共通する症状のことです。高齢社会白書では、2025年には65歳以上の1/5が認知症になると推論されています。アルツハイマー病、脳血管性認知症、レビー小体型認知症が3大原因ですが、認知症になる病気は他にも多々あります。
 脳の圧迫による認知症は治ることもありますが、残念ながら3大原因など多くの認知症は予防も治癒も見込めません。でも、よい睡眠、食事、運動の習慣と、楽しみ上手で役割がある生活はリスクを低くできます。逆にリスクを高めるのは高血糖、喫煙、飲酒、運動不足です。
 毎日を丁寧に楽しく生きていても、残念ながら病気になる時はなります。もし、認知症を早期発見できれば早くから適切な支援が得られ、備えもでき、薬で進行を遅らせることもできるかもしれません。原因になる病気により最初の兆候は違いますが、自覚のない物忘れや見えないものが見える幻視など、周りが何か変だと感じたら早目の受診、介護などの相談を。本人にとって、早く分かるメリットは大きいのですから。
 
 自分の寿命は分かりませんが、生物学的には120歳まで生きるようです。だからそれまで健康を保ちたいし、周りの皆もそうであってほしいと思います。子供や孫の代も豊かに暮らせるよう、自然に優しい生活をしつつ。
 東洋医学は健康を取り戻すことも、健康でい続けることにも役立ちます。またはりきゅう(鍼灸)には、認知症に特化したやり方もあります。お体のことで気になることがありましたら、おきらくにお問い合わせください。

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
 

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