枕を高くして安眠?

枕を高くして安眠?

2018年09月11日(火)6:27 AM
 昔おきらくがお勤めをしていた頃、大変な仕事が山場を越えた時など、これで枕を高くして寝ることができる、と上司達が言ってました。文脈から、「安心して、心おきなく寝ることができる」という意味であることは容易に想像がつきました。でも、なぜ高い枕で良く眠れるのか調べもしないで、今に至るまで40年近くほったらかしにしてしまいました。おきらくはその頃ずっとペチャンコ枕を使っていたので、調べる必要性を全く感じなかったのです。
 
 2000年以上も昔、戦国時代の中国でのこと。敵が攻めて来るのを早く察知するために地面に耳を付けて寝ていたという説があるようです。戦が終わって平和になれば、高い枕で安心して眠れるということのようです。
 今のように夜中でも明るい時代と違って、当時は月明り、星明りだけだったでしょうから、遠くの敵を察知しようとしたら、聴覚、触覚、嗅覚がとても大事だったでしょうね。
 
 睡眠時は意識レベルは下がり筋肉も緩むので、敵に襲われれば一巻の終わりです。それでも眠らない動物はいません。睡眠は脳と体の疲れをとるために必須の大事な機能だからです。そして動物は進化の過程で生き残りをかけて、色々なパターンの睡眠を獲得して来たようです。
 例えばバンドウイルカは脳を半分ずつ休ませて、溺死しないよう呼吸しに水面に上がるそうです。また馬や象などの大型草食獣は立ったままで眠れるような体の構造を発達させてきたそうです。馬の場合は更に、群れで暮らすことで、地面に横たわって深い眠りにつく個体と、立ったまま警戒しながら浅い眠りにつく個体が交替で休むそうです。
 
 地面に横になる場合、写真などでよく見かけるのは腹這いで寝ている姿です。少なくともおきらく家で飼っていた・いる犬(通算5匹)、猫(通算4匹)、アヒル(1匹)たちは、ヒトのように仰向けでは寝ることはありませんでした。
 じゃぁ、仰向けで寝るのはヒトだけかとGoogle先生に尋ねると、キュン死しそうな程に可愛い子犬や子猫の仰向け寝姿が一杯表示されます。でも野生で暮らしている動物がお腹をむき出しにして仰向けで寝てるのはちょっと想像しにくいです。

いつなんどき、どのような恰好でも眠れるよ

 仰向け、うつ伏せ、横向き、どの姿勢が良いかについては色々な説があるようです。おきらくの場合、食べてすぐに寝る時は横向きが楽で、お腹に何も入っていない時は仰向けが寝やすいです。朝起きた時、周りにあったものが散乱しているので、相当寝返りをうっているようです。うつ伏せで目を覚ますことも時々あります。その時その時で一番楽な寝姿を取っているのだと思います。
 
 枕を高くするというのがどの程度の高さなのか分かりませんが、おきらくの場合、あまり枕を高くすると気道が狭くなって息苦しくなります。学会などでホテルに宿泊すると、いつも眠りが浅くなります。ベッドが柔らかくて体が沈む上に、枕も違うからと無自覚に考えましたが、ここ数年は枕を使わないで寝ていました。試しにホテルでも枕を外して寝て見たら、熟睡できました。少なくともおきらくには軟らかいベッド、高くて硬い枕は合わないみたいです。
 枕の高さについても色々と説があるようです。人それぞれなのでしょうが、何事も体に聴くことが大切だと思います。何より、直ぐに眠れるか、朝の目覚めは快適か、昨日の疲れは取れているかなど、体からのサインに気を付けるのが良いと思います。同じ部屋で寝ている人がいるなら、いびきをかいてないか、呼吸が止まってないか、顔が浮腫んでないかなどのサインも重要なので、是非聞いてみてください。
 
 日々受ける様々な心身面でのストレスから解放し、病気や怪我を治してくれるのは健康な睡眠です。
 なかなか寝付けない、夜中に何度も目が覚める、早朝目が覚めて二度寝できないなど、睡眠でお困りのことがあれば、お近くのはりきゅう(鍼灸)院でお手伝いできることがきっとあります。おきらくにお問い合わせください。

 

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
 

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