11月からです、駐車場の変更 ~話すこと、聞くこと~

11月からです、駐車場の変更 ~話すこと、聞くこと~

2018年10月30日(火)5:47 AM
 「伝え方が9割」という本がありますが、伝え方って大切です。覚えてもらうためには3つに絞るとかマジカルナンバーとかいいますが、変なところを強調することで大切なところが抜け落ちる、ということもあります。
 最近の例では、おきらく極楽駐車場の変更です。お知らせの紙に大きな文字で11/1からと書いたのですが、また変更するとか(今年2回目)、1台しか確保できなかったとか(最低2台分は確保したかったのです)、余計なことを言い過ぎたようで10月中から新しい駐車場に行かれた方がちらほら。養生を伝える身としては赤点ですね、顔面蒼白のちにがっくしです。
 がっくしついでにもう1度、おきらく極楽駐車場は11/1から変更で、10月一杯は従来の駐車場をご利用願います。
 
 伝え方も大切ですが、あるがままに聞くということもとても難しいことです。カウンセリングの勉強会や心理学の授業などでよく、「傾聴」という言葉がでてきます。言葉で解説すれば「熱心に聞くこと」ですが、心理学では「聞く」と「聴く」を使い分け、傾聴することを「漫然と聞くのではなく、積極的に聴くこと」という感じで解説されることが多いです。
 「共感」も同じように、心理学では「同情」とは違う解釈をします。個人的には、日常で使う言葉に学術的な意味をつけるとかえって理解しがたい気がするのですが(笑) でも、どんなに言葉を重ねても、どういう場面で使うかなどの経験抜きに何かを理解することはできないので、仕方がないことです。

七転八起

 何だか少し脱線しましたが、話すことも聞くこともお互い感情も価値観も別々の人同士なので、誤解があって当たり前です。それを心に留めておけるかどうかが熱心に話せるとか聞けるかの境目なのだと思います。時々こうやって、熱心に話せなかった自分に気付くと本当に落ち込みますが、転んでもタダで起き上がるのはもったい無いので、とことん沈んでから何かを掴んで立ち上がろうと思っています(笑)
 話すことは、聞くこと以上に難しいことです。まずはきちんと聞けているか、その上でちゃんと話せているか、それは学ぶ姿勢にも通じる大切なことなので、はり(鍼)の修練と同じくおろそかにしたくないものです。
 
 ところで勘違いというのもよくあるもので、特に歳を取ると知っている何かと早合点しやすくなります。気を付けていないとつい、脳内で違う話が展開されてしまいます(笑) ちゃんと話してちゃんと聞く、気を付けないと(笑)
 認知症のドラマのためか健康番組なのか分かりませんが、物忘れや勘違いを気にする方も増えました。どうして認知症になるのか、解明や治療はまだ先のことになるようですが、どんな時代になっても絶対に変わらない良いことの1つに養生があります。誰かと話すのも、本を読むのも、猫を撫でるのも、歩いていてふと花の香りに気付くのも、みんな自分の体を通じてのことです。自分らしくあるためにも、まずは体を大切にしてほしいと思います。
 はりきゅう(鍼灸)をすると頭がぼぅ~っとしていたのが晴れたとか、気持ちがスッキリしたなどと言っていただくのもすっごくすっごく嬉しいのですが(笑)、でも一番嬉しいのはその人のベストな状態を保つお手伝いができることです。
 健康を保つことから不調の改善まで、はりきゅう(鍼灸)がお役に立てることは多々あります。お体のことで気になることがありましたら、お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせください。

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
 

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