扁平足 歩けばアーチは 持ち上がる
扁平足 歩けばアーチは 持ち上がる
2016年04月12日(火)7:48 AM
日中は本当に暖かくなって来ました。寒からず暑からず、木々の緑は綺麗だし。散歩をするには気持ちの良い季節になりました。雨や風が多いのが玉にきずですが。
扁平足には先天性のものと後天性のものがありますが、後天性の扁平足のお話です。
土踏まずは直立二足歩行のために進化が生み出してくれた、ヒトだけが持っているありがた~い特質です。けれど、合わない靴を履き続けたり、運動不足で土踏まずのアーチが潰れてしまうことがあります。いわゆる扁平足です。
もともと土踏まずは赤ちゃんの頃には全くなく、8~10歳頃までに外でしっかり遊び、土踏まずのアーチを支える筋肉が鍛えられ形作られていくものです。
逆に言うと、一度出来上がった土踏まずのアーチも、生活の仕方次第でなくなってしまいます。だから、全然足を使わないでいたり、ハイヒールのように不自然な姿勢を強制し続けると、アーチが潰れてしまいます。
そして、体は全体でバランスを取って動いているので、土台の足が不調になると、その上に乗っている膝・股関節・腰へと不調が広がり、やがて体全体にも影響がでてしまいます。
土踏まずは直立二足歩行のために進化が生み出してくれた、ヒトだけが持っているありがた~い特質です。けれど、合わない靴を履き続けたり、運動不足で土踏まずのアーチが潰れてしまうことがあります。いわゆる扁平足です。
もともと土踏まずは赤ちゃんの頃には全くなく、8~10歳頃までに外でしっかり遊び、土踏まずのアーチを支える筋肉が鍛えられ形作られていくものです。
逆に言うと、一度出来上がった土踏まずのアーチも、生活の仕方次第でなくなってしまいます。だから、全然足を使わないでいたり、ハイヒールのように不自然な姿勢を強制し続けると、アーチが潰れてしまいます。
そして、体は全体でバランスを取って動いているので、土台の足が不調になると、その上に乗っている膝・股関節・腰へと不調が広がり、やがて体全体にも影響がでてしまいます。
そこで、デスクワーク中でもコッソリできる足の体操を一つご紹介します。勿論立っている時にして頂いてもオッケーです。これは、おきらくが昔フルコンタクト空手を習った時に、準備体操として教わったもののアレンジで、アーチを形作っている足の色々な筋肉を満遍なく使う体操です。
どうでしょう。足が結構疲れましたか?足の裏やスネがポカポカしてきませんか?
足をしっかり動かせば、土踏まずは持ち上がる、浮腫みは解消できる、冷え性は改善できると、いうことなしです。
失った筋肉を取り戻すには、養生、つまり適度に使い、栄養を充分にとり、しっかり休養する以外にありません。
自分ではしっかりと養生しているつもりなのに、足の疲れ・むくみ・痛みが取れない、足が冷えるとお悩みの時は、はりきゅう(鍼灸)がお役にたてるかもしれません。何かお困りのことがあれば、おきらくにお問い合わせください。
足をしっかり動かせば、土踏まずは持ち上がる、浮腫みは解消できる、冷え性は改善できると、いうことなしです。
失った筋肉を取り戻すには、養生、つまり適度に使い、栄養を充分にとり、しっかり休養する以外にありません。
自分ではしっかりと養生しているつもりなのに、足の疲れ・むくみ・痛みが取れない、足が冷えるとお悩みの時は、はりきゅう(鍼灸)がお役にたてるかもしれません。何かお困りのことがあれば、おきらくにお問い合わせください。
因みに、おきらくは高校・大学と片方4Kgの一本歯の鉄下駄を愛用して、どこに行くにも鉄下駄を履いていました。土踏まずはむしろ盛り上がっていた時期があります。でも見かけは扁平足でも、これは鍛錬のたまものなのでウエルカムです。
とは言え、鉄下駄で混んだ急行電車に乗るのは避けた方が良いと思います。
おきらくは友達の家に遊びに行く時に鉄下駄を履いていき、満員電車でよろけて人の足を踏んでしまったことがあります。幸い怪我はありませんでしたが、次の駅までの間たっぷり小言を言われ続けました。
鉄下駄を履いて電車に乗る時は各停が良いと思います。次の駅までの間隔が短いですから。
*1 進化した足
雑誌「Newton」2016/3月号の「「手足」は進化を語る」というトピックが面白かったです。ヒトの足に関する記事は大体こんな内容でした。
ゴリラなどヒト以外の霊長目では親指と他の4本の指が離れており、枝をしっかり挟むようにできている。しかしヒトの足は指が5本とも同じ向きで、しかも短いため物を掴むことはできない。これはヒトの祖先が約500万年前、樹上生活をやめて直立二足歩行を始めたため。ヒトの足の特徴は巨大な踵(かかと)と土踏まず。踵のおかげで着地の衝撃をやわらげ、土踏まずのおかげで巧みにバランスをとる事ができる。
土踏まずよりも前と後の部分で地面に着くことになり、脳が2点にかかる圧力を感知。脚の筋肉を制御することでバランスをとることができる。
土踏まずよりも前と後の部分で地面に着くことになり、脳が2点にかかる圧力を感知。脚の筋肉を制御することでバランスをとることができる。
この記事を書いた人
Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
おきらく極楽にて鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
おきらく極楽にて鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
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