身土不二(しんどふじ)・地産地消
おきらく極楽の近くにはJAの支店が幾つかあって、そういう所に行けばスーパーには売ってない地元の新鮮な食材を安くゲットできます。
今回は近くの村の駅に行ってきました。
色々な食材が並んでいます。魚や野菜。どれも新鮮で安い。
散々悩んで、ほうれん草、そのまんまプリン(マヨネーズ容器の中にプリン)、茶きち(あんころ餅)、富士山伏流水仕込 蔵出限定梅酒 お茶入り(富士高砂酒造のお酒はどれもとても美味しい)、にこまる(玄米)、弘法芋(山の芋の一種)をゲット。いずれも静岡産。生産者の顔が分かるのもGood。
弘法芋ってのは初めて見ました。あの高野山真言宗を開いた空海の名前を頂いた芋ですからね。どんな密教秘法を使って栽培されたのか、絶対に気になります。
お大師様の頃から栽培されていたのかと思いきや、修善寺で栽培が始まったのは平成になってかららしいです。結構最近だったんですね。
さて、これがどのような料理に化けるかと言うと。
弘法芋はすりおろした時の粘り強さが他の芋類よりも格段に強いのが特長で、煮麺(にゅうめん)のつゆにのせて頂きましたが、これも抜群。胃粘膜を守るムチン、美容と健康に効果的な、高級植物たんぱく質ミニーシン、消化を助けるジアスターゼなどが含まれている超優れものの健康食材です。
こんな良い食材はスーパーでは売ってません。やっぱ、地産地消でしょ。
身土不二という言葉があります。これを「しんどふに」と読むと、仏教用語になって、因果応報と言う意味になるそうです。「しんどふじ」と読むと、色々な人が色々な説を唱えているようですが、最近の傾向ではスローフード(伝統食文化)の中で使われる事もあるようです。
私たちの身体が今まで食べたもので出来ている事を考えると、住んでいる所の風土に適した食材を、一番力がある旬の時期に、美味しく料理して頂くことが健康の一番のポイントだと思います。いわゆる地産地消とはすなわち医食同源ということになりますね。
ところで、使ってる丼、良いでしょ。
コリラックマの方はローソン各店につき20個しかないと言う超限定レア丼。5月6日午前7時から引き換え開始で、いつもは大して混んでないローソンに7時5分に着いた時には駐車場は満車。幸いジムニーは小柄なので無理矢理狭い隙間にねじ込んで、レジに爆走。すれ違ったご年配のオジサマが、なんと2袋も提げるてるじゃないですか。
店員さんに一つはコリラックマ、もう一つはリラックマでお願いしますと高らかに告げたところ、コリラックマはたった今終わりましたと言われました。
でも、ラッキーな手違いから最後の一つはみごとおきらく極楽がゲットしました。やったね!
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五行炒め
別にそんな料理があるわけじゃありませんよ。
東洋医学の陰陽五行論では自然現象の色々な局面を5つの要素に分類して観察していきますが、その中に五色(ごしき:青・赤・黄・白・黒)や五味(ごみ:酸・苦・甘・辛・鹹)と言うものがあります。それらをバランス良く仕上げるのが東洋の料理の考え方なので、今回は五色で料理してみました。
ん?黄色がないじゃないかって?
食材が足りなかったので、丼の色でしのいでみました。(本文に戻る)
この記事を書いた人
おきらく極楽にて鍼灸治療中。申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
おきらく極楽にて鍼灸治療中。巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
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