腸内細菌が元気になると色々な病気が治る
腸内細菌が元気になると色々な病気が治る
2013年05月31日(金)4:31 PM
寄生虫を自分のお腹で飼っていることで有名な藤田寄生虫博士の「脳は馬鹿、腸はかしこい」とか、新谷医師の「超健康不老長寿で行き抜こう!」などに自分の病気は自分で治せるよ、的なことが書かれています。
病気になる原因や対応方法が色々と書いてある訳ですが、その中で基調となるのは、腸内フローラが乱れている人は病気になりやすいと言うことです。
それに関連してこんな面白い記事を見つけました。
それは「糞便微生物移植の今:様々な胃腸疾患において、手術も薬も要らなくなる可能性が高い治療法」という記事です。
健康な人の便を移植することで、「潰瘍性大腸炎、過敏性腸症候群、クロストリジウム・ディフィシル感染症、便秘、自己免疫障害、肥満、メタボリック症候群」などの疾患が治ってしまうということです。
要するに健康な人の腸にいる健康な腸内細菌を貰うことで、病人の免疫力が上がって凄く良いことがあると言う内容です。
でも、ここで問題です。
多分、そもそも腸内フローラが悪くなってしまったと言うことは、例えば食事が悪かったとか、仕事でのイライラが続いている、あるいは思うように睡眠がとれないなど、原因が何かあるはずです。
それを正さなければ、いずれ元の木阿弥になってしまいそうな気がします。
そういう病を引き起こしている原因まで踏み込んで見直すことが大事だと、積聚会で教わりました。
おきらく極楽では初診に時間を掛けることがありますが、それは患者様の健康を回復するお手伝いをするために出来るだけ多くの事を聞かせて頂きたいからです。
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