夢の中でトイレを探す

2023年10月10日（火）5:25 AM

　夢を見ていて、トイレに行きたくなったのに、トイレが見つからない。やっと見つかったのに使用中で入れない。凄く焦り出して、そこで目が覚めて、尿意マックスに気が付いた、なんて事ありませんか？
　おきらくはお勤めしていた頃、そんな夢を見る事がチョイチョイありました。ここで目が覚めて良かったです。

折りたたむ

　残念な事に小さな頃は、ここで目を覚まさない事が結構あったように思います。親の方が先に気が付き、起こされておねしょしてしまった事に気が付きます。

　睡眠中の尿漏れの事を夜尿症と言い、一般的に乳幼児期の夜尿をおねしょと言います。
　乳幼児期のおねしょは排尿機能がまだ十分に発達していない事が原因である場合が多く、大きくなるに連れて自然に治りますが、0.5～数%が解消しないままになるそうです。

　一方、大人の夜尿症には色々な原因があるようです。大きくは病気、加齢、自律神経の乱れ等です。

　病気については、腎疾患、膀胱疾患、多飲症、睡眠時無呼吸症候群、糖尿病の合併症である末梢神経障害、腰椎脊柱管狭窄症、前立腺肥大、便秘、子宮脱、うつ病等、様々な原因が考えられます。
　いずれも治療が必要なので、出来るだけ早く受診したいものです。

　加齢により骨盤底筋群という排泄に関わる筋肉が弱くなって尿漏れが増えて来ます。少しでも体を動かし筋力を維持するのが一番ですが、サポートグッズを使うという選択もあります。

　自律神経は腕や足等を自分の意思で動かす以外の全ての体の活動をコントロールしています。心臓の動きや汗、食べ物の消化・吸収等、意識しないでも生きていけるのは自律神経のおかげです。
　眠っている間は膀胱の緊張を緩めて日中よりも多くの尿をためるようにしているのも自律神経です。そんな自律神経が乱れる事で、様々な症状が現れますが、おねしょもその一つです。

　自律神経の乱れの原因で多いのは、過労、ストレス、生活習慣の乱れ等があります。
　自室神経の働きを元に戻すために、養生(十分な休息、腹八分の食事、適度な運動)を続けたいものです。

　季節的には寒露。日中はまだ暑い日もありますが、朝夕は結構冷え込むようになりました。今年は9月も秋というより夏だったので、夏から突然冬への入り口が来たようにも感じます。
　どうかお体を冷やさぬようにして下さい。
　運動には丁度良い気候なので、速歩きにチャレンジしてみませんか？