はりきゅうマッサージの日

はりきゅうマッサージの日

2016年08月09日(火)7:15 AM
 今日8月9日は6日同様、特別な日です。6日の広島に続き、9日は長崎に原爆が投下されました。忘れたくない、忘れられない記憶は人によって違いますが、子供時代に知った黒い雨は衝撃的で、それ以来8月は少し特別です。
 そう言えば今年の秋は、こうの史代さんのアニメ映画この世界の片隅にが公開されるそうなので、見に行きたいです!
 
 ところで、8月9日ははりきゅうマッサージの日でもあるのをご存知でしょうか?平成15年に記念日登録されたそうですが、鍼灸師の自分も巷で情報をみかけないので、一般的な認知度は推して知るべしかと(笑)
 はりきゅう(鍼灸)の認知度が低いのは笑いごとではないのですが、こんなにいいものが伝わっていないのはもったいなくて残念です。
 善悪の二つに分ける発想は分かりやすくてスッキリしますが、体は健康か病気の二択では分けられません。病気はないと言われたけれど体がだるいとか、病名はついたけれど痛みを抑えるしか方法がないとか。しんどいけれど笑顔で気丈にしている方、けっこう多いです。
 東洋医学に基づくはりきゅう(鍼灸)は、病気かどうかというより冷えや偏りを重視します。顔は熱いけれど足は冷たいとか、お腹の一部だけ冷えているとか、それを目安に全体を整えると、不思議と体は元気がでてきます。
 日頃の生活でも、自分では気付かない偏りが健康を損ねていることがあります。たとえば、青汁や果物などの食べ過ぎだったり、お風呂の入り過ぎや洗い過ぎなど、体に良いと思ってやっていることが健康を損ねる偏りになっていることがあります。
 また、より健康に過ごせるように体質に応じた養生法をお伝えできるのも、東洋医学の良いところだと思います。
 個人的には、自然との調和を目指す思想が一番好きです。実際には、電気や食べ物など自然を都合よく利用することの方が多いですが(笑)
 
段ボールでキッチン

段ボールでキッチン

 そうそう、少しでも循環可能な生活に近づきたくて、おきらくの診察券は再生紙を利用しています。まっ白ではないし、広島の折り鶴入りなので少々斑ですが、そこはご愛嬌ということで(笑)
 ちなみに再生紙にこだわるようになったきっかけは、昔作ったペットボトル再生紙の名刺です。丈夫だし水をはじくし点字も綺麗で、再生紙すごい!と感動しました。ささやかですがマイバッグにマイ箸など、自分にできそうなことを楽しく続けていきたいと思います。
 便利も不便もほどほどなのが、自分の体のためにも良いような気がします。自然な生活を心がけても何だか調子が悪いなって時には、お近くのはりきゅう(鍼灸)院でお手伝いできることがたくさんあると思いますので、おきらくにお問い合わせください。

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
 

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