2025年03月18日(火)5:49 AM
バッキバキ、ガクガクと言えば筋肉痛、頭痛だったらズキズキです。神経痛に多い表現(オノマトペ)はビリビリ、ピリピリ、チクチクで、坐骨神経痛だとズーンとかジーンと言う方も多いです。
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これは人に依って表現が色々あると思いますが、神経痛を発症した方は大体これらの表現を使うようです。
神経痛の中でも、今回はとても多い坐骨神経痛を見ていきたいと思います。
坐骨神経は腰椎から始まって足まで約1メートルもある長い神経です。この神経がなんらかの理由で圧迫されると、腰、お尻、腿の裏など坐骨神経の走行するルートに痛みや痺れという症状が出ます。これが坐骨神経痛です。
坐骨神経を圧迫する原因の1つは腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などで、腰が原因でも症状はお尻や太腿の裏側にでることも多いです。
これらの原因以外に結構多いのが梨状筋症候群です。梨状筋というのはお尻の奥の方にある筋肉で、その後ろを坐骨神経が通っています。この梨状筋に負担が掛かって硬くなり、坐骨神経を圧迫する事があります。
梨状筋が原因の場合は、この筋肉をストレッチして柔らかくすれば、痛み・痺れが取れてきます。
ただ、硬くなっている筋肉をいきなり伸ばそうとしても、なかなか柔らかくなりません。そこでストレッチする前に筋肉を緩めるのが肝心です。
先ず最初にしたいのは、どの程度硬くなっているかの確認です。
少し難しいですが、ヨガのポーズを借りて確認します。左側に症状が出ている場合、
こちらのページを参考に床の上に座った状態で脚を組み、体を左に捻ります。ここで知りたいのは、どの程度まで捻ると痛み・痺れが強くなるかです。
次は梨状筋を柔らかくします。
これも、ヨガのポーズを借りて行います。
こちらのページを参考に、右側を下にして横向きに寝転び、左脚を上に挙げます。爪先はしっかりと上に向けます。挙げる角度は軽く出来る範囲で十分です。5秒程度挙げたら、一気に息を吐きながら、左脚をドサッと床に落とします。脚を落とす辺りに座布団などを置いておけば安心です。この動作を3回繰り返します。繰り返しの間は5秒間休憩です。
そして、もう一度最初にやったポーズを繰り返し、最初にやった時よりも、多く捻れたり、痛み・痺れが弱くなっていれば、上手く筋肉を緩め、伸ばす事が出来ています。
合わせて1分も掛からないので、時々やっておくと予防になります。
体って、使い過ぎても疲れるし、使わなさ過ぎてもよくありません。程々に動いて、上手くほぐしてあげると、良い状態をキープ出来ます。そして、良く寝て、地場の旬の食材を使った料理を腹八分に美味しく頂く。運動にこの2つを合わせた養生の三本柱。継続がとても大事です。
わたしも開脚ストレッチッ!!
ストレッチしても改善しないという方。お手伝いさせて頂ける事もあると思いますので、是非お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせ下さい。体質にあった治療によって、健康な体になるお手伝いをさせて頂きます。
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