2023年08月08日(火)7:27 AM
ずっとパソコン作業をしていて、手が痺れた事ってないですか?もしかすると刺すような痛みがあるかもしれません。握力が落ちたり、細かな動作がしづらくなる事もあります。
これって、何でしょう?
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それは、もしかすると胸郭出口症候群の1つ、小胸筋症候群かもしれません。
胸郭出口症候群にはこれ以外に、斜角筋症候群、肋鎖症候群等があります。
小胸筋というのは、大胸筋の下にある筋肉で、肋骨から肩甲骨に向かって付いている筋肉です。この小胸筋の下を頸から腕に向けて神経や動静脈が走っています。小胸筋が緊張したままになって、これらの神経や動静脈を圧迫した時に出るのが手や腕の痺れや痛みです。
おきらく極楽の治療では、仰向け、うつ伏せと姿勢を変えながら鍼をします。うつ伏せの時、両手を頭の横とか上方に置く方で、時々手が痺れる事があります。そういう時は腕を腰の位置に置いて頂くと治まります。
こうした方の小胸筋を軽く押してみて痛みを感じれば、筋肉が固くなっています。この筋肉の緊張を取ってあげないと良くなりません。
なぜ、こんな所が固くなってしまうのでしょう?
小胸筋の働きは2つあります。1つは肩甲骨を下方に引き下げる働き。もう1つは肋骨を上方に引き上げて呼吸を補助する働きです。小胸筋が固くなってしまうのは、この最初の働き方をずっと続けてしまう事が原因です。その1例がパソコン作業です。
パソコン作業をしている時の姿勢は、肩が上がり、背中を丸めている事が多いと思います。この時、小胸筋も緊張しています。肩を緩め、背中を丸くしないで作業すれば不要な緊張は避けられるのですが、無意識にやってしまう事なので、なかなか難しいです。
そこで、時々ストレッチをするのが効果的だと思います
小胸筋をストレッチするのは難しくありません。両腕を水平に上げ、肘を90°に曲げたら、肩甲骨をグッと寄せて胸を張るだけです。10秒程度ストレッチをするだけで随分楽になると思います
是非お試しあれ。
最近手が痺れる事が多いという方。治る力を元に戻すために色々とお手伝いさせて頂ける事もあると思いますので、是非お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせ下さい。体質にあった治療によって、健康な体になるお手伝いをさせて頂きます。
ボーっとしてて良いんだよ
ところで、今日8月8日はガシャポンの日だそうです。株式会社バンダイが登録した記念日です。最近は色々なものがカプセルトイ(以下ガシャポン)で販売されているようです。
先週の今日、おきらくは縄文時代の土偶の模型を買いました。山梨県立考古博物館で開かれていた縄文展にあったガシャポン。すっとぼけたような表情が凄く可愛いです。
土偶の隣は頂き物の弥勒菩薩です。ホント色々なものがガシャポンで売られてるのですね。
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