2023年08月15日(火)6:10 AM
真夏日・猛暑日が連続しています。
毎年毎年、去年迄はこんなに暑くなかったのにと思いますが、この5年間のデータを見ると、それ程大きい違いはないようです。
折りたたむ
これだけ暑いと熱中症で救急搬送される人数が膨れ上がります。特に高齢者と成人は要注意です。熱中症を予防するには何よりも水分摂取が大事です。
ただ、とにかく水分を取れば良いというわけではないので注意が必要です。
汗にはナトリウムなどの体内の塩分が含まれています。大量の汗をかく事で体内の塩分が少なくなって来ます。そこに過剰な水分を取ると血液中の塩分濃度が減るので、腎臓は出来るだけ薄い尿を作ろうとしますが、それでも塩分は回収しきれず更に塩分濃度が減り、低ナトリウム症になってしまいます。
低ナトリウム症の症状は、軽度の疲労感、頭痛や嘔吐、食欲不振、精神症状、昏睡や痙攣等です。過剰な水分摂取に伴う体内の塩分のバランスが崩れた状態が水中毒です。水中毒は死に至る事もある状態です。
マラソン・トライアスロン等の長時間のスポーツや屋外作業等で大量の汗をかいた時に、水分だけを多量に飲むのは避ける必要があります。スポーツドリンクを愛用する人がいますが、
スポーツドリンクは含まれている糖質が多いものがあるので、糖の過剰摂取になる危険性があります。大量の汗をかく時は経口補水液がお勧めです。
経口補水液は家庭でも簡単に作る事ができます。水1Lに対して塩3g、砂糖40gを加え、よく混ぜるだけ。味が今一つという場合は、レモンやグレープフルーツをひと絞りすれば大変飲みやすくなります。
水ばかり飲み過ぎないでねッ!!
喉が乾いたと感じた時には既に脱水症状が始まっています。我慢せずに、喉の乾きに応じて適宜補水したいものです。
最近疲労が取れにくい事が多いという方。治る力を元に戻すために色々とお手伝いさせて頂ける事もあると思いますので、是非お近くの
はりきゅう(鍼灸)院に
おきらくにお問い合わせ下さい。体質にあった治療によって、健康な体になるお手伝いをさせて頂きます。
折りたたむ
この記事に関連するブログ
中毒を防ぐには
ウリウリガ
函南西瓜(スイカ)、熱中症とむくみ予防
スイカの名産地♪ 脱水予防、夏ばて防止
脱水 ~1時間に100mlの休憩タイム~
この記事を書いた人
Koji Wakio(
おきらく)
おきらく極楽にて
鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(
極楽)
おきらく極楽にて
鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
予約ご希望のお客様はこちら
静岡県三島市大宮町2-16-19
055-943-5547(ゼロゴーゴー キューシテミルナラ ココヨンナ)
« 小胸筋症候群って? | 手汗、どうにかなりませんか? »