2023年08月22日(火)6:23 AM
暦の上では明日から処暑(ショショ)。「厳しい暑さの峠を越した頃で、朝夕には涼しい風が吹く」時期なのだそうです。確かに、朝晩は多少過ごしやすくなった気もしますが、日中外にいると相変わらず汗だらけになってしまいます。
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汗にまつわる病気の1つに
多汗症があります。これは読んで字の如く、汗が多く出る病気です。誰でも今の時期は汗を沢山かきますが、多汗症は暑さとは関係無く、汗が多くて出て困る症状です。感染症や内分泌代謝異常等の原因疾患に伴って発症する続発性のものと、原因が分からない原発性に分けられます。
原発性多汗症は過剰な発汗が6ヶ月以上続き、以下の項目の内2項目以上当てはまる場合に診断されます。
- 最初に症状がでるのが25歳以下である事
- 対称性に発汗がみられる事
- 睡眠中は発汗が止まっている事
- 1週間に1回以上多汗のエピソードがある事
- 家族歴がみられる事
- それらによって日常生活に支障をきたす事
おきらくがお勤めしていた頃、客先に行く時は結構脇汗が酷かったです。2項目は当てはまっていましたが、日常生活には支障はきたしていませんでした。でもスーツの脇が黒く濡れるので、薄色のスーツを着ている時は困りました。
脇汗も結構困りますが、手汗もかなり困る症状です。特に人と接触する事が基本の職業(美容師、鍼灸師等)の場合、相手に不快感を与えかねないので切実です。おきらくも、かなり長い間暑くもないのに手汗をかいていました。
こういう職業以外でも、学生だと教科書が濡れたり、試験用紙がビショビショになって書けなくなったりと困る事が多いと思います。
手汗?ワタシは大丈夫!!
手の多汗症(原発性手掌多汗症)の有病率は人口の約5%だそうです。20人に1人なので、結構な数です。
しかし、残念ながらその原因はまだ判明していません。ただ、交感神経が興奮しやすいとの推測が真実だとすれば、自律神経を整える効果のあるはりきゅう(鍼灸)でお手伝い出来る事はあります。
おきらく極楽にお見えになった学生さんの治療をしましたが、効果は出ているようです。
最近妙に汗が多くて困るなぁという方。色々とお手伝いさせて頂ける事もあると思いますので、是非お近くの
はりきゅう(鍼灸)院に
おきらくにお問い合わせ下さい。体質にあった治療によって、健康な体になるお手伝いをさせて頂きます。
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Koji Wakio(
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Satomi Nakano(
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おきらく極楽にて
鍼灸治療中。乙巳年。
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