アトピーの悪化因子
アトピーの悪化因子
2013年06月09日(日)8:16 AM
アトピー性皮膚炎の方の80%は汗アレルギーがありますが、お肌の弱い方でも汗をかくと痒い!という経験があるのではないでしょうか?それはもしかしたらカビのせいだったのかもしれません。
先日(日本時間2013/6/1午前6時)の発表によれば、広島大大学院の皮膚科学研究グループ(秀 道広教授ら)がアトピーの悪化因子を発見したそうです。皮膚の表面に常にいるカビの一種「マラセチアグロボーザ」が分泌するタンパク質「MGL_1304」が刺激となって汗アレルギーがでるとの事です。
皮膚は外敵からの侵入を防ぐ最前線の関門です。正常な皮膚は「フィラグリン」が刺激を防ぎますが、アトピックドライスキンの方はフィラグリンで防げないため刺激物質が皮膚の中に侵入してしまうためにアレルギー反応がでてしまうのです。
刺激物質の特定により新たな治療やスキンケア用品の開発に期待が持てる、と報道されていました。
でも、この菌も私たちの体のエコシステムを構成する一つです。単独の菌を狙い撃ちすることで生態系が崩れた場合、何が起きるかなどの研究も進めて行ってほしいと思います。
良い治療法が確立されて楽で安全に治るようになるのは嬉しいことです。でも、自分の治る力で良くなる方がもっと素敵だと思いませんか?即効性に欠けることもあるでしょうが、おきらく極楽は積聚治療によって体が本来持っている治る力をアップするお手伝いができると思います。
元の記事はコチラです。
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