花粉症

花粉症

2015年02月17日(火)7:36 AM
 暦の上ではもうすぐ雨水(うすい)、雪が雨に変わる季節です。まだまだ寒いですが、草木は芽生え始めます。西洋占星術では、うお座の始まりです。
 春になるのは嬉しいですが、花粉症の季節でもあります。しかも今年は、去年より8倍多いところもあるとか、予測だけでがっくりきそうですが、花粉症デビューの方も増えそうですね。
 
 5人に1人は花粉症と言われていますが、繰り返すくしゃみ、水っぱな、鼻詰まり、目の痒みや涙などの症状が辛いものです。薬、洗浄、鼻の粘膜をレーザーで焼くなど治療法は色々ありますが、現在解明されているアレルギーの機序によると自然に治ることはないし、今は症状がない方もいずれ花粉症になる可能性があります。
 体は健康でいようと日々頑張っているのに、毒にも害にもならない花粉に症状がでるのはどうしてでしょうか?体に聞かないと分かりませんが(笑)、きっとそうせざるを得ない理由があるのだと思います。
 少数派かもしれませんが、自然に治る方もいます。どんな病気も、かかる人とかからない人がいます。一言でいえば体質ですが、これは遺伝だけではなく、日々の生活からできています。花粉(環境)は変えられませんが、自分の休養(睡眠)、栄養(食事)、運動は変えられます。
 
 KafunshoTaisaku体質はすぐには変えられませんが、花粉はすぐそこです。今できることは、マスクをすることと、眼鏡をかけることです。
 目や鼻に入る花粉は普通のマスクで約1/3、花粉症用マスクで約1/6に、普通の眼鏡で約1/2、花粉症用ゴーグルで約1/3に減るという実験結果もあります。専用のマスクや眼鏡でなくても、かなり効果があると思います。
 加えて、口鼻目の周りにワセリンを塗るのもお勧めです。マスクや眼鏡ができない時も、ワセリンだけでもどうでしょう?ワセリンは花粉の刺激から肌を防御し、花粉で荒れたお肌を保護し、治る時間を短くしてくれます。
 ワセリンを含めて塗り薬は、肌にすりこまないのがコツです。パンにバターを塗るように、薄く乗せる感じです。肌の役割は外敵を通さないことなので、浸透させる必要はありません。逆に、オレンジやら小麦やら食べ物が肌から吸収されると、アレルギーになりやすいのです。
 
 厚生労働省の花粉症の民間医療についてによると、40%超の効果があったのは漢方や鼻洗浄やはり(鍼)ですが、意外と効果が感じなかったのは甜茶やクロレラでした。薬との比較や体質改善したなど、効果の内容は分からないのでこれを読むだけでは分かりませんが、体調が整えば病気への感受性も変わります。重病が軽症に、軽い症状は感じなくなるなど、花粉症が治る希望もあると思います。
 その他、自分にあった花粉症対策を知りたい方は、おきらくにお近くのはりきゅう(鍼灸)院で相談してください。

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
 

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