暑いです。５月も暑かったのですが、夏はやっぱりレベルが違います。本当に暑いです(笑)
　夏は適度に喜ぶことも養生の一つですが、出かけた先で思いがけない親切をいただいたり、鉢植えのブロッコリーからモンシロチョウがたくさん羽化したりと、お蔭様で笑顔が絶えません。って、ブロッコリーの葉は全滅しましたが(笑)

 

　どんなに暑く感じても、昨日は立秋でした。大地の季節感は夏でも、太陽の輝きは秋になりました。これからゆっくり、秋が訪れてきます。冷房ガンガンで汗をかきそびれている方は、しっかり汗を流しておくことをお勧めします。季節ごとに必要な体の機能を使わないと、次の季節を迎えるのがしんどくなるからです。秋は汗が出にくい割に、出ると汗冷えから風邪をひきやすいです。特に受験生は大切な時期に体調を崩さないよう、季節にあった過ごし方を心がけてください。人事を尽くしてこその天命、健康を保つ秘訣は日常にあります。
　また、何となく悲しくなったりするのは、秋という季節の力でもあります。大らかな夏から縮こまるような冬への中間点、悲しくて内省的になるのは自分の内面を充実させる時期がきた証拠です。美しい実りがあるのと同時に、冬を乗り越えるたくましさが必要な季節である秋は、早寝早起きで睡眠リズムを整えるのが養生的にお勧めです。

 

　ところで明日は８月９日、そうですはり(鍼)・きゅう(灸)・マッサージの日です！ちなみに４月９日は鍼灸(しんきゅう)の日です。どちらも(社)日本記念日協会に登録された記念日です。
　おきらく極楽では特別な企画の予定はありませんが、いつもと同じようにその日に回復できる分を100%引き出せるように真摯に向き合わせていただきます。はりきゅう(鍼灸)が健康にとって素晴らしいものであることを知っているので、365日ずっとはり(鍼)・きゅう(灸)・マッサージの日です！閏年なら366日です！！

 

　はりきゅう(鍼灸)は何に効きますかとか、どんなことをしますか、どんな方が多く来られますかなど、謎に包まれた不思議なもので、自分には関係のないものだと思っている方が多い印象があります。かつての自分もそうでした。
　生まれながらの胃腸の弱さと何十年も付き合ってきましたが、こんなに良くなる日がくるとは知りませんでした。夜なかなか眠れないのも、膝が痛いのも、腕の痛みも、健康に関することははりきゅう(鍼灸)で道が開けた反面、あまり変化がない症状もあることを知りました。100%治る、これは医療に従事する人間の夢であり、目標です。まだ見ぬ未来がどうなるかは分かりませんが、現在のおきらく極楽にできることは、今の治る力を100%引き出すお手伝いと、不調の原因があるのならそれを見つけるお手伝いです。
　体は自然の一部なので、無理が続けば乱れてきます。楽しく養生しても不調が残るなら、お近くのはりきゅう(鍼灸)院でお手伝いできることがたくさんあるので、おきらくにお問い合わせください。