懐かしい駅弁
懐かしい駅弁
2018年04月10日(火)6:06 AM
4月10日は駅弁の日だそうです。おきらくがまだ小学生だった頃、母方の祖父がいる長崎に行くときは、蒸気機関車で何時間も掛かっていました。車中食はもちろん駅弁。駅のホームでおじさんが売っているのを窓から買います。竹の皮の蓋を開けるとご飯粒が付いてます。「お百姓さんに感謝しなさい」と御袋に言われて、一粒残さず綺麗に食べた記憶が鮮明に残っています。でもどんなおかずだったのか残念ながら記憶がありません。定番の卵焼き、焼き鮭、海苔、梅干し、黒胡麻の掛かったおにぎり、たくあんはきっと入っていたでしょう。蓋を開けた瞬間、鮭や海苔の美味しそうな香りが育ち盛りのおきらくの食欲を掻き立てたに違いありません。
味はどうだったでしょう。
あの頃も今の弁当と同じように様々な食品添加物が一杯入っていたのでしょうか?それとも、●の素のような調味料が出来て間もない頃なので、食材自身のもつ素直な味だったのでしょうか?多分、腐りにくいように濃いめの味付け。鮭はジャリジャリするくらい塩をきかせていたでしょうし、梅干しは頬がギュッとなって、歯がキシキシするくらい酸っぱかったに違いありません。でも今の弁当よりもずっと自然に近い食材が使われていたと思います。
味はどうだったでしょう。
あの頃も今の弁当と同じように様々な食品添加物が一杯入っていたのでしょうか?それとも、●の素のような調味料が出来て間もない頃なので、食材自身のもつ素直な味だったのでしょうか?多分、腐りにくいように濃いめの味付け。鮭はジャリジャリするくらい塩をきかせていたでしょうし、梅干しは頬がギュッとなって、歯がキシキシするくらい酸っぱかったに違いありません。でも今の弁当よりもずっと自然に近い食材が使われていたと思います。
五感のうち嗅覚と味覚は匂いや食べ物を化学的に感じとる感覚で、進化の過程で最も早くから発達した感覚だそうです。嗅覚は獲物を見つけ、外敵から身を守り、餌を探すために発達した感覚。そして味覚は食べられる物か毒かを見分けるために発達した感覚です。どちらも生命を維持していく上で非常に重要な役割を担っています。
けれどヒトの場合、嗅覚や味覚の役割は生命維持だけではありません。
料理をしている最中からただよってくる出汁や食材の香り。口に入れた瞬間、口から鼻に抜ける料理の香り。出汁の複雑な旨味。噛むほどに口の中に広がる食材の様々な味。どちらの感覚も食べる喜び・生きる喜びを教えてくれます。どの感覚もずっと鈍らせたくありません。そのためには色々な栄養素を偏りなく食べる必要があります。特に嗅覚と味覚には亜鉛が必要です。亜鉛は動物性食品、海藻、ナッツなどに多く含まれるので、毎日の食事に積極的に取り入れたいものです。
そして何より楽しく体を動かし、地産の旬な食材を美味しく頂き、しっかり休む。毎日養生して健康を維持していきたいと思います。
けれどヒトの場合、嗅覚や味覚の役割は生命維持だけではありません。
料理をしている最中からただよってくる出汁や食材の香り。口に入れた瞬間、口から鼻に抜ける料理の香り。出汁の複雑な旨味。噛むほどに口の中に広がる食材の様々な味。どちらの感覚も食べる喜び・生きる喜びを教えてくれます。どの感覚もずっと鈍らせたくありません。そのためには色々な栄養素を偏りなく食べる必要があります。特に嗅覚と味覚には亜鉛が必要です。亜鉛は動物性食品、海藻、ナッツなどに多く含まれるので、毎日の食事に積極的に取り入れたいものです。
そして何より楽しく体を動かし、地産の旬な食材を美味しく頂き、しっかり休む。毎日養生して健康を維持していきたいと思います。
ずっと健康に美味しく食べるためにはりきゅう(鍼灸)がお役に立てることは沢山あります。おきらくにお問い合わせください。
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Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
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Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
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