息切れがでる病気は主に

1. 呼吸器疾患
   慢性閉塞性肺疾患（COPD）、気管支喘息、過換気（呼吸）症候群等
2. 循環器疾患
   心不全、狭心症、心筋梗塞、不整脈等
3. 脳の血管障害
   くも膜下出血、脳梗塞、脳出血等
4. その他
   貧血、更年期障害、甲状腺機能亢進症等

 

　日常の軽い動作でも息切れが出たり、胸に痛みがある場合は上記のような病気がないかどうか受診して確認したいものです。また、平地を急ぎ足で移動する時や緩やかな坂を歩いて登る時に息切れを感じる場合は受診の目安だそうです。

 

　病気以外の多くの息切れは日常生活の中に原因があります。

1. 運動不足
   心臓が血液を送り出す力が弱くなり息切れが出やすくなります。また、脚の筋肉が衰えると血液の心臓への戻りも悪くなります。
2. 肥満
   体が大きくなると、それだけ多くの酸素が必要となり、心臓に負担がかかり息切れが出やすくなります。食事の内容を見直し、運動をする事が大事です。
3. 過労
   過労によって自律神経の働きが乱れると息切れが出やすくなります。無理が続くと体調を取り戻すのが大変です。上手く休息を取りたいものです。
4. ストレス
   ストレスを受けると呼吸が浅くなり、息切れが出やすくなります。少し体を動かすとストレスに耐えやすくなります。

 

　しっかり休養を取り、旬の食材を美味しく頂き、程々に体を動かす。養生の基本を続ける事で息切れを予防したいものです。

 

　養生って言われても何をして良いか分からないという方は、お手伝いさせて頂ける事もあると思いますので、是非お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせ下さい。
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