2020年11月17日(火)5:26 AM
来る11月23日は
お赤飯の日。一般社団法人赤飯文化啓発協会が登録したとの事。元々11月23日は新嘗祭の日。赤飯の起源である赤米等の五穀を奉納してきた新嘗祭の日にちなんで、11月23日をお赤飯の日としたそうです。
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赤飯と言えば、おきらくが真っ先に思い浮かべるのは小豆の味と香りです。他の豆にはない小豆のあの味と香りは一体何によるものなんでしょう?
それはともかく。小豆は食物繊維、タンパク質、ビタミンB群、ミネラル(鉄、カリウム等)、サポニン、ポリフェノール等をバランス良く含んでいます。
何よりも小豆の主成分であるでんぷんは加熱すると難消化性でんぷんができます。難消化性でんぷんは消化酵素では分解されないので大腸まで届き、水溶性食物繊維と同じように腸内細菌の餌になるんです。
小豆は登呂遺跡からも出土されており、弥生時代には中国から伝わって来たと考えられています。また小豆は古くから生薬としても使われています。赤小豆(せきしょうず)という名で神農本草経の中にその名が見えています。
食物繊維が多いので便秘の方には良い食品です。糖質代謝に必要なビタミンB1も豊富なので疲労や冷えを防ぎます。鉄分が豊富なので貧血気味の方にももってこいです。カリウムが豊富なので、浮腫や高血圧対策にもなります。
こうして見るとハレの日だけじゃなくて、養生の一貫として時折使ってみたくなりました。
餡が美味しい
養生って言われても何をして良いか分からないという方は、お手伝いさせて頂ける事もあると思いますので、是非お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせ下さい。
そうそう。厚生労働省の
インフル予防ポスターに小豆が登場するのを見つけてしまいました。インフルの予防もコロナの予防も基本は同じです。三密を避け、マスクを付け、手洗いをマメにしてこれからのシーズンを乗り切りたいものです。
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