ハレの食事、ケの食事

ハレの食事、ケの食事

2017年01月03日(火)6:10 AM
 あけましておめでとうございます。本年も皆さまにとってどうか良いお年でありますように。
 昨年末、おきらくは60歳の大台に乗りました。還暦です。
 この歳になるまで、特別大きな病もなく過ごすことが出来ました。こうして元気にしていられるのは、五体満足に産み、育ててくれた両親のおかげです。極楽先生の治療のおかげでもあります。もちろんさぼり気味の日が多いとは言え、少しずつ体を動かしていますし、食事にも気を使っています。目標は大還暦です。
 
 さてその食事ですが、お正月はどのような食事をされているでしょうか?
 おきらくの実家では、毎年紅白歌合戦を見ながら早くもおせち料理を頂き、正月三が日は雑煮とおせちで過ごしていました。朝から晩まで家族全員で食事できるのは三が日くらいだったので、とても楽しかったです。普段は弟と二人で食パンにコロッケを挟んで食べていたことを思えば、年末年始はとても贅沢。
 
 お正月だけでなく、新嘗祭(今の勤労感謝の日)やお盆など、日常とは異なる「ハレ」の日は、お餅とかお赤飯とか普段とは違う食事を頂くのが日本の風習でした。
 特別な日である「ハレ」に対する言葉は、日常をさす「ケ」です。でも食べ物屋さんがそこら中にあり、スーパーや百貨店に行けば世界中の食べ物が当たり前のように手に入る今の時代、「ハレ」と「ケ」の境目があいまいになり、生活のリズム感が薄れているなぁと感じます。普段はもっと質素で良いのに、とも思います。毎日「ハレ」の食事を続けていると、高血糖、高血圧など血管を傷つけることにもなりかねません。「ハレ」の食事は「ハレ」の日に頂くからこそありがたいのだと思います。
 
 因みにおきらく極楽の「ケ」の昼食は主食が玄米14、もち麦2、その他雑穀1の割合で混ぜた雑穀玄米ご飯。
 そして味噌汁は、普通の味噌、赤味噌を交互に使い、具はえのき、しめじ、舞茸、なめこなど茸を中心にワカメや昆布などを入れ、刻み葱をたっぷりかけたものです。
 時には炊き立てご飯と手製のなめ味噌だけの時もありますし、野菜を中心に三島ブランドのけさたまを使ったお腹から温まるおかずがを添えることもあります。いわゆる一汁一菜。
 玄米はよく噛むと本当に美味しいので、これで午後も元気に働けます。
 
 そうそう、昨日は子供や愛孫娘達と豚カツ好きだった親爺供養も兼ねて、「ハレ」の食事を楽しみました。家族でワイワイと食事するのは、「ハレ」の日の良いところです。
 
 つい食べ過ぎてしまう「ハレ」の食事でお腹の調子が今一つなら、お近くのはりきゅう(鍼灸)院ならお手伝いできることがたくさんあると思いますので、おきらくにお問い合わせください。
 

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
 

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