美味しい卵とコレステロール

美味しい卵とコレステロール

2015年09月22日(火)6:32 AM
採れたての卵、超美味しい

採れたての卵、超美味しい


 秋の運動会、行楽シーズンですね。運動会や行楽と言えば、何はなくてもお弁当でしょう。
 そしてお弁当と言えば、卵料理は必需品です。玉子焼き、茹で卵、スコッチエッグ、オムライス、卵そぼろご飯など卵の出番はとても多いです。
 おきらくが小さかった頃、お弁当はサンドイッチが多かったような気がします。母親の卵サンドは刻みパセリが混ぜ込んでありました。パセリが大嫌いで、単品なら絶対に食べなかった当時、この卵サンドのパセリだけは食べられました。今では豚カツについてくるパセリの塊も平気で食べますが。
 
 それほどに定番の卵はコレステロールが多く、かつては心筋梗塞など動脈硬化のリスクを高めると言われていました。
 1日1個に制限している方もおられると思いますが、卵ラブのおきらくとしては1日1個じゃ足りません。卵1個じゃ目玉焼きが作れません。鬼太郎の目玉親爺焼きならともかく、目玉焼きは卵2個に限ります。なので、若い頃から沢山食べてました。朝食のTKG(卵掛けご飯)は2杯(=卵2個)、昼食のオムライスで2個、夕食のすき焼きで3個、合計7個使う日もありましたが、健康診断で何か言われたことなんてありませんでした。ロッキー・バルボアなんて、毎朝ランニング前に5、6個飲んでました。良くランニングの時に脇腹が痛くならないものです。
 
 今年の4月、厚生労働省が改訂した「日本人の食事摂取基準(2015 年版)」では、健常者において食事中コレステロールの摂取量と血中コレステロール値の間の相関を示すエビデンスが十分ではないとしてコレステロール摂取目標の算定はされませんでした。
 また、今年5月には日本動脈硬化学会も「コレステロール摂取量に関する声明」の中で、コレステロール摂取のみを制限しても血中コレステロール値の改善はほとんど期待できない。ただし、このことが高LDLコレステロール血症患者にも当てはまる訳ではないことに注意する必要がある。と発表しています。
 動脈硬化になる要因は、高LDLコレステロール血症だけではないので、血圧・血糖値・禁煙・運動など生活習慣の改善が大切ですね。
 
 
 ところで三嶋大社の近所には、美味しい卵のお店もあります。その名も「けさたま」。名前から想像がつくように、今朝(けさ)取れた卵が置いてあります。
 お味も抜群、これぞ卵です。運が良ければ「はつたま」というレアな卵もあります。鶏が初めて産んだ卵のことで、美味しさがギュギュギュッと詰まっています。
 卵は栄養も抜群、体に必要な必須アミノ酸が全て含まれています。
 
 充分な休養(睡眠)、質の良い栄養、そして適度な運動で健康を維持して下さい。
 それでも調子が悪いな~という方は、お近くのはりきゅう(鍼灸)院でもお手伝いできるので、おきらくにお問い合わせください。

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
 

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