テレビ、雑誌、ネットの健康情報って多いね!

テレビ、雑誌、ネットの健康情報って多いね!

2019年02月26日(火)5:59 AM
 はりきゅう(鍼灸)を生業にしていますが、具合が悪くなった時は病院に行きます。とはいってもはりきゅう(鍼灸)の方が効果がある場合は行かないので、最近は予防接種と検診くらいですが(笑)
 国家資格であるはり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師は、医学の知識がないと合格できません。東洋医学は素晴らしいのですが、どちらかというと現代医学の知識が重視されています。それはとりもなおさず、病院に行くべき時を見誤らないためで、とても大切なことだと思います。
 
 おきらく極楽に来られる方の中には、病気について噂レベルのことを信じている方もいらっしゃいます。とても残念に思います。根がおせっかいなので、ついつい熱く語ってしまうのはご勘弁を願いたいです(笑)
 テレビ番組、雑誌、インターネットなどなど大量の健康情報があふれていますが、大体はいかに見てもらうかを重視した内容に偏っています。特にインターネットは、同じ内容の記事をあちこちのサイトで見られるようになっているので、まるで多くの方が同じことをいっているような錯覚に陥ります。
 心理的に多数派、大企業、テレビなどの影響は大きく、つい正しいと錯覚します。でも、卵を知らない人に黄身しか説明しなくても嘘ではないように、病気のある一面だけしか伝えていないことも多く、誇張もあります。あくまでも、「嘘ではないけれど」の範囲内であることも多いのは、情報を伝える側には目的があり、それに沿った情報になるからです。
 心理的にはもう1つ、自分の感情による偏りです。病気を知りたいけど否定したい、原因が分からない状態は不安なのではっきりさせたいなどなどで、つい都合のよいことを信じがちです。まあ、正確な記事ほど一般的ではない用語を使って難しかったり、まるで面白くない文章だったり、そもそも探せないじゃんという情報も多いですが(笑)
 情報は選択を左右する重要なものなので、おきらく極楽にお越しの方はお気軽にどうぞ。軽い気持ちで知人のことを話し出したのに、うっかり熱い語りが始まってしまったら止めることもお忘れなくお願いします(笑)
 

ジィジ、何時までも元気でね。あいよ。

 病名がつくつかないなど、不調には色々ありますが、はりきゅう(鍼灸)は病名とは関係なく、治る力をあげることで不調を改善します。だからといって病気を軽視しているのではなく、病院に行くべきか、併用する方がいいのか、はりきゅう(鍼灸)だけで元気になるのかなどなどを考慮してお勧めしています。
 病気の方から健康を維持したい方まで、お体のことで気になることがありましたら、お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせください。

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
 

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