甲状腺ホルモンって?~バセドウ氏病、バセドウ病、グレーブス病~

甲状腺ホルモンって?~バセドウ氏病、バセドウ病、グレーブス病~

2017年11月21日(火)6:28 AM
 寒くなってきましたね、お肌の乾燥が気になる季節です。喉のイガイガも増えてきたので、首周りを念入りに確認することが多くなってきました。
 普段はチラリと見るだけの首を丁寧に触ると、首が太いことを気にされることがあります。首のこりとは違う、ポテっと柔らか又はグリっと硬いもので膨らんでいるからです。首痩せできるかと聞かれることもありますが、これは脂肪やコリではありません。実はそれ、とてもとても大切な甲状腺です。
 
 甲状腺ホルモン(サイロキシン、トリヨードサイロニン)って聞いたことがありますか?毎日ちょぴっとずつ出ているホルモンで、1か月分ためても耳かき1杯になるかどうかの量です。でも、このホルモンがないと、目覚めてから眠るまで体を気持ちよく動かせないのです。
 逆に、この微量なホルモンが正常に働かないと病気になります。甲状腺ホルモンが多いとバセドウ氏病、少ないと橋本病、正常な量でも体がうまく反応できないと目の病気につながるなど、諸刃の剣な存在です。
 甲状腺ホルモンは全身の代謝を高める作用があるので、効きすぎれば(多すぎれば)ドキドキと脈が速くなり、体温が上がって汗もかいて、と活動的すぎる感じになります。その結果、動悸、息切れ、手の震え、体重減少、倦怠感といった症状がでてきます。じっとしていても体の中は全速力で走っている状態、そんな病気です。このような甲状腺機能亢進症の代表的な病気は、バセドウ氏病(バセドウ病、グレーブス病)です。
 反対に効きが悪いと、脈が遅くて体温が下がり、活気がなくなってしまいます。甲状腺機能低下症の代表的なものは橋本病ですが、橋本病の全員が甲状腺機能の低下をおこすということではありません。
 症?病?全員じゃない?「ん?」という感じですが、〇〇症と言えば症状を主体とした呼び方で、△△病とは病気が主体です。同じ病気の全員が同じ症状になるとは限らないため、病気の診断や治療のために共通の症状を主体とした呼び方があるのです。
 甲状腺に話を戻しますが、平成26年患者調査によると約45万人がこの病気で治療をしているように、潜在的な不調を抱える方をあわせると割と多くの方が関係する病気で、特に女性に多いです。
 

のどスッキリだよ

 ところで首の太さ、実ははりきゅう(鍼灸)をしている間にスッキリすることがあります。首の脂肪も筋肉も甲状腺も、体調が整って本来の自分らしい健康を取り戻すと、あるべき状態に変化するからだと思います。体調が整ったら姿かたちも美しくなるって、ちょっと嬉しいおまけですね!
 はりきゅう(鍼灸)は1回で自分の思った効果が得られる方もいれば、そうでない場合もあります。でも、自分の体のどこから治すべきなのかは、体自身が知っているし決めているのだと思います。体(生存本能)あっての脳(理性)なのだと、つくづく感じます。
 体は自然の一部なので、天候や季節によって体の中を変えています。今年の極端な季節の移り変わりは、体への負担がずいぶん大きいように感じます。もし、何か不調があるようでしたらお近くのはりきゅう(鍼灸)院でお手伝いできることもたくさんあるので、おきらくにお問い合わせください。

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
 

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