2024年04月09日(火)7:21 AM
先週、おきらくは
京丹後に行ってきました。京丹後には愛娘と愛孫娘が住んでおり、6年程会ってなかったので、前から行きたいと思っていました。もう一つ2017年から京丹後で実施されている
長寿研究を最近知り、どんな土地なのか興味があったのです。
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京都駅から京丹後大宮駅に至る2時間強。車窓から見える景色は山あり、山あり、山あり、田畑あり。日本の昔の風景というのはこんな感じかと思わせる風情でした。
京丹後大宮駅に着き、娘・孫娘と久しぶりに会い、先ずは
伊根町の舟屋を見てかつての暮らしを思い、次に日本で一つという
金刀比羅神社の狛猫を見に連れて行って貰いました。
娘・孫娘が言うには、映画館が無い事以外はとても住みやすく、この町が大好きだそうです。おきらくもそう思いました。
さて、おきらくのもう一つの興味だった
長寿研究ですが、京都府立医科大学大学院の内藤裕二教授によると、
- 百寿者が全国平均の約3倍
- 糖尿病疑いの人数:対東京比推定約15分の1
- 認知症疑いの人数:7.5%
実際の認知症患者の数は分かりませんが、例えば東京都の場合は認知症疑いの比率は12%です
等とても健康そうです。何しろコンビニができたのが最近の事。太陽が登れば畑、海、山に行き、自分たちの食べるものは自分で作るという生活を続けてこられたそうで、皆さん極めて健康で病気も少ないそうです。
結局、体を動かし続けるというのが健康長寿のコツという事でしょうか。
生物学的老化スピードが速い人の特徴は、1番が歩行速度の遅さ、2番が握力の弱さだそうです。つまりフレイル予防には筋力を維持・向上する事が凄く重要だということです。週に3日程度は速歩きで散歩したいものです。
では、フレイルを予防するために良い食物は何かというと、実はまだ見つかっていないそうです。残念!!「動物性たんぱく質、植物性たんぱく質、脂質、炭水化物、それぞれの摂取量とフレイルの係数はあまり相関がない」のだそうです。
ただ
腸内細菌のバランスがとても大事で、そのバランスが崩れると体の不調や病気の原因になるそうです。
という事は、食事について言えそうなのは、ある特定の食材ばかり食べて健康を維持するのは難しいだろうという事です。偏った食事は、腸内細菌の多様性を下げてしまうようです。サプリメントに頼らず色々な食材を食べて、腸内細菌の多様性を維持したいものです。
ところで京丹後に行った日の夜は愛娘が
丹後ばらずしを作ってくれました。大変美味しゅう御座いました。
おかずタップリお弁当ッ!!
最近少食になった、体を動かす事が辛いという方。色々とお手伝いさせて頂ける事もあると思いますので、是非お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせ下さい。体質にあった治療によって、健康な体になるお手伝いをさせて頂きます。
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