食わず嫌いと本当に良いもの

食わず嫌いと本当に良いもの

2017年11月28日(火)6:21 AM

美味しい魚醤

 先月、金沢で開催された伝統鍼灸学術大会に参加した時のことです。空き時間を利用して何か所か観光スポットを巡りました。その時に見つけたのがこれ。いしる。石川県名物の魚醤です。
 以前から魚醤には興味があってナンプラーも使ってみたのですけれど、なかなかクセのある香りがちょっと苦手に感じていました。
 でも我が国三大魚醤の一つを目の前にしてチャレンジしないわけには行かないので、買って帰りました。
 香りはとても上品な潮の香りで、出汁+醤油みたいな旨味とコクがあって、魚臭い感じは全くありません。大根、人参、牛蒡、蓮根、里芋、厚揚げ、茹で卵など、普通の煮物の具材を使っていしるだけで煮物を作りましたが、とても美味しく頂けました。一度、この風味になじんでからは、ナンプラーも大丈夫になりました。
 
 同じような事を実は納豆でも経験しています。
 おきらくは多くの大阪人と同じように納豆が大の苦手で、ずっと敬遠していました。納豆が体には良いのは知っていたのですが、何度チャレンジしても全然食べられるようにはなれなかったのです。ところが、「本当に良いものを一度食べれば好きになる」からと、極楽先生から頂いた鶴の子納豆を食べて以来、納豆が好物になってしまいました。
 魚醤といい、味噌、醤油、納豆といい、発酵食品ってなぜこうも美味しいんでしょうか。
 
 他にも、おきらくは子供の頃からSFが好きで、SFばっかり読んでましが、極楽先生に薦められて、この歳になって宮沢賢治やトルストイにチャレンジしています。きっと文学も好きになると思います。
 
 健康法も同じだと思います。世の中色々な健康法で溢れかえっている中で、養生って何だか古臭いイメージだからと、スルーするのは勿体ないと思います。
 体にとって当たり前のことを当たり前に楽しくやって健康を維持するのが養生です。そして当たり前のことが気持ち良いと感じ取れる素直な体になりたいものです。

 養生についてはお近くのはりきゅう(鍼灸)院でお手伝いできることもたくさんあるので、おきらくにお問い合わせください。

 
 ところで三大魚醤といえば、いしると、秋田県のしょっつる、香川県のいかなご醤油ですが、静岡県にも田子漁港のかつお魚醤油、焼津の桜えび魚醤などがあるようで、いつかそれらもチャレンジしてみたいと思います。

 

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
 

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