春の七草 ~1月7日は七草粥~

春の七草 ~1月7日は七草粥~

2014年01月06日(月)6:35 PM
 あけまして おめでとうございます
 本年も よろしくお願いします
 
 新しい年の始まりです。洋の東西を問わず、日々を表す単位はいくつかあります。日、六曜(6日)、週、旬(10日)、二十四節気(15日)、月、五節句(季節の変わり目)、年、干支(十干十二支で60年)など、太陽や月や星が変わることが農作物や放牧などに大きく影響するため、昔は特に暦が大切でした。
 私達の体も、暦にそって環境の力を大きく受けています。日々の体調の変化に体を慣らすため色々な風習が残っていますが、七草粥もその一つです。
 
 中国では「6日年越、7日正月」といい、7日は人を占う「人日の節句」という五節句の最初の節句でした。1日は鶏、2日は犬、3日猪(豚)、4日羊、5日牛、6日馬、7日は人、8日は穀物を占い、7日の人日の占いの前に邪気を祓って一年の無事を祈るため、七草の入ったお粥を食べたといわれています。
 
 七草粥が中国から伝わったのは平安時代で、その頃のお正月は今の暦では2月頃です。若菜摘みという風習と混じり、芽吹いた緑を摘んで春の訪れを喜びつつ、野草の生命力を食べて邪気を祓ったようです。
 お粥は疲れた胃に優しい食べ物だし、春の七草は冬の間にたまった毒素を外に出し、春の前に免疫力をあげる効果もあります。
 
【七草】
七草芹(セリ):競り勝つ、効能は食欲増進
薺(ナズナ):汚れをなでてとる、別称ペンペン草
御形(ゴギョウ):仏の体、草餅の元祖、効能は風邪予防や解熱
繁縷(ハコベラ):繁栄、ビタミンAが豊富、効能は腹痛
仏座(ホトケノザ):仏の座、食物繊維が豊富
菘(スズナ):神を呼ぶ鈴、かぶの別名、ビタミンが豊富
須々代(スズシロ):汚れのない純白、大根の別称、効能は風邪予防や消化の助け
 
【作り方】
 七草粥に使う七草は、七つの道具を乗せたまな板の上で、七草囃子を唄いながら、すりこ木や包丁でたたくそうです。歌詞は地域によって違うそうですが、「七草なずな  唐土の鳥が 日本の土地に 渡らぬ先に 七草なずな 手につみ入れて あみばし とろき ひつき ちりこ げにげにさりげなきようにて 物の大事は侍りけり」などで、渡り鳥が疫病を運んでくる前に(鳥インフルエンザが流行る前に)免疫力をあげようという風習だったのかもしれません。
 ちなみに七つの道具は、火箸・擂粉木・杓子・おろし金・菜箸・火吹竹・割薪などだそうです。
 米は4~5倍のお水に30分ひたし、強火にかけます。吹いたら弱火にして20~30分くらい炊き、火を止める直前に刻んだ七草を入れ、塩で味をつけます。
 



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