心臓がドキドキする ~動悸~

心臓がドキドキする ~動悸~

2016年03月08日(火)7:34 AM
 花粉症どうですか?今がピークですね。量が多い日は目がうっすら赤くなりましたが、今年もほとんど症状がでないまま過ぎそうです。アレルギー検査で高レベルの陽性なのに、ありがたいことです。
 ありがたいといえば、科学の進化。世界にはコレラに苦しむ地がまだありますが、コレラを予防するのに注射ではなく食べ物、それもお米で予防できるようになるというのには驚きました。注射器などが不要になることで温度管理、器具、人と、簡便になるんでしょうね。必要な所に少しのコストや資源で必要なものが届く、それは嬉しい未来です。
 
ドキドキワクワク

ドキドキワクワク

 嬉しい未来はワクワクしますが、心臓がドキドキするのは困ります。怖い映画を観てドキドキするのは普通ですが、何をした訳でもないのに急に始まる動悸は問題です。
 心臓が「一瞬ドキンとする」「ドキドキする」「早く打つ」「ゆっくりだけど一拍ずつ強く打つ」「一瞬止まる(止まる感じ)」「脈がとぶ」という感じの動悸は、多くの人が経験していると思いますが、続く場合は注意が必要です。
 動悸の背景には、心臓病、バセドウ病(甲状腺機能亢進症、グレーブス病)、高血圧、動脈硬化、貧血、低血糖、カフェイン、アルコール、薬の副作用、更年期などによる不整脈、不安、恐怖、運動、季節の変わり目による自律神経症状などなど、怖い病気から自分で対策できそうなものまであります。
 健康とは、自分の体を意識しないことかな?と思います。呼吸、鼓動、蠕動運動と、寝ている時も体は動いていますが、それを気にすることはありません。不調だと心臓の拍動が気持ち悪いとか、苦しいとか不快とか、動悸が1回あるだけで急に体を意識します。
 理由もない動悸が続くのは、怖い病気の前兆かもしれません。病気の軽重と動悸の激しさは関係ないので、軽い動悸でも続くなら迷わず病院にGOです。
 病院に行く時には、動悸の「いつからでたか」「始まる時にきっかけはあるか(階段を登るとか)」「続く時間」「一緒にでる症状」「終わり方(突然終わるとか)」「1日何回でるか」が参考になるし、動悸がでている時の脈の打ち方(規則正しいか不規則か)が分かるともっと参考になると思います。
 ただ、意外と多い更年期や自律神経の乱れからくる動悸は、まずは日頃の養生からです。動悸に限りませんが、体の不調を感じたら(いえできれば不調を感じる前に)、睡眠、食事、運動の3つの質にこだわってほしいです。
 
 嬉しいことや夢を思ってドキドキワクワクするのは大いに結構ですが、動悸はちょっと困ります。でもここからでもいいので、ずっと笑顔で過ごせるように養生を始めましょう。
 体を整えることを得意とするはりきゅう(鍼灸)は、こんな時にもお役にたてます。「えっ!どうしてそんなにそこが痛いの?」とか「右足の方が冷たいなんて知らなかった」など、自分の知らない自分を発見するかもしれません。まだ自覚できない痛みやこりは、自覚できるほど酷くなる前に解消するのがお勧めです。何かお困りのことがあれば、おきらくにお問い合わせください。

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
 

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