分かりにくい病気や症状、そして障害

分かりにくい病気や症状、そして障害

2016年09月06日(火)6:24 AM
 もう9月、季節はすっかり秋です。月日は百代の過客といいますが、年々足が速くなる気がします。
 8月の初め頃から採り出したカボスも、段々実が大きくなりました。完全無農薬といえば聞こえはいいですが、要するに植えてあるだけです(笑) お天道様と恵みの雨、隣の木の枯葉やミミズ君など諸々の賜物です。たわわに実をつけていたのですが、風で枝が倒れてしまったので楽しみも今年限りかもしれません。
 
 カボスを収穫した時に、ちょうどおきらくに来られた方にはお裾分けできたのですが、来年は木がどうなることやら。旬のものは元気の元なので、実をつけてほしいです。
onsudachiunderkabosu ところでカボススダチの違いって分かりますか?私には分かりません!(笑) 産地や大きさや香りで見分けるといいますが、そもそも家で採れるし、大きさはスダチと同じくらい小さいし、花も葉も似ています。
 村の駅のスダチと比べましたが、やっぱり違いは分かりません(笑) 強いて言えばスダチは香りも味も甘くて爽やかなレモン、家のカボスの香りはややミカンより、味は苦味がやや混じる複雑な味で、スダチより酸味が強かったです。機会があれば、特産地である大分のカボスと徳島のスダチで比べてみたいです。
 
 カボスとスダチが見分けられないのはいいとして、健康かどうか分からないのは困りものです。たとえばペースメーカーや透析、オストメイトや糖尿病など、知らずに困らせてしまうことがあります。
 それでも検査数値などで明らかになる病気は分かりやすいですが、そういうものがないのに痛みなどの困りごとがある場合、自分でも分からなくなることがあります。パニック障害、起立性調節障害、自律神経失調症、慢性疲労性症候群など「この症状は気のせいでは」と自分が不安になったり、体のしびれは気のせいと言われて傷ついたり、毎日ずっと続く痛みに慣れてしまって体が悪いことにも気付かないことがあります。
 おきらくに来られる方は百人百様ですが、検査の結果「どこも悪いところはない」「良くならない」と言われましたと告げる時は、一様に戸惑った表情が見受けられます。
 昔よりずっと科学的な理解が進み、様々な検査や治療が発見されました。それでも分からないことの方がず~っと多いです。昔の治療が違っていたことが分かることもあります。
 はりきゅう(鍼灸)で治らないと言われた症状が消えていくことを多々経験するたび、体の持っている力に驚かされます。体は健康になりたがっている、体にはバランスを取り戻すきっかけが必要なんだという思いが日々募ります。まずは自分の体の声を信じて、聞けるようになるといいなと思います。
 
 体調を崩してしまうと元に戻るのが大変なので、ちょっと調子が悪いかな?くらいで早目に体調を整えるのが賢いです。
 何だか調子が悪いなって時には、お近くのはりきゅう(鍼灸)院でお手伝いできることがたくさんあると思いますので、おきらくにお問い合わせください。

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
 

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