坐禅?瞑想?はりときゅう

坐禅?瞑想?はりときゅう

2018年05月15日(火)5:48 AM
 テレビを見る習慣は無かったのですが、最近は時々見るようになりました。夕食以降ずっと母がテレビを見るので、一緒にいる私もつられて見ます。健康に関するクイズで正解を答えても聞き流され、遅れてテレビが同じことを言うと驚きと伴に「知ってた?」と聞かれ、ちょっとイラっとするのでテレビはやっぱり好きではありません(笑) 本当はテレビが悪いのではなく、精神修養が足りないからですが(笑)
 精神を鍛えると言えば、マツコの知らない世界で瞑想がとりあげられていました。そういえばはりきゅう(鍼灸)を受けていると、坐禅に似た瞑想状態になるという方もいます。
 
 確かに忙しい現代、1時間ほど自分の体と向き合うのは稀有なことです。はりきゅう(鍼灸)と言っても東洋医学に基づかない所は別ですが、おきらく極楽のように東洋医学による場合は、振り返ることの少ない体に意識が向くのだと思います。
 軽く触れても痛いところがあったんだとか、ああここ凝っていたんだとか、しびれが薄らいできたなとか、いつの間にか頭痛が消えているとか、体がポカポカしてきたなとか、色々な気付きがあるようです。
 はりきゅう(鍼灸)をしている側からすると、体が緩んで呼吸が深くなり、疲れや凝りや痛みが消えてその人らしい体に戻っていくのが不思議です。って、不思議と言ってはいけないかもしれませんが(笑)、なぜこれほどの回復力が発揮できなくなっていたのか、なぜはりきゅう(鍼灸)の弱い刺激で変われるのか、人の体は不思議です。
 

瞑想中

 正確には坐禅と瞑想は違うそうですが、達人を目指すのでなければ何となく坐禅やなんちゃって瞑想でもいいのでは?体は自然の一部なのに、あまりにもかけ離れた暮らしをしていると体の声が聞こえなくなってしまいます。坐禅や瞑想が自然に返るきっかけになるのなら、とてもいいことだと思います。
 おきらく極楽では、呼吸法をお勧めすることがあります。坐禅や瞑想とまではいきませんが、呼吸に集中することでそれ以外のことを忘れることができます。少し前に流行ったシロクマのことだけは考えるな、に似ています。どんなに科学が発展しても、私達の体は自然の一部です。単細胞から進化して今に至ることは、受精卵が胎児を経て赤ちゃんになる過程を知らなくても自明の理です。1つだけぽつんと存在しているのではなく、皮膚常在菌や腸内細菌はじめ、太陽や土や雨や風や宇宙など諸々と調整している体だって大変なんです。たまには頭脳を含め、体全部で自然に戻ってあげないと(笑)
 近代的な手術や薬で治ることは有難いことですが、元々備わっている回復力で健康を維持することも忘れないでほしいと思います。幸せのかたちは人それぞれでしょうけれど、大切な誰かがいるならその人のため、好きな何かがあるならそれのために健康でいてほしいと思います。
 東洋医学は今の時代でも、健康を取り戻すことにも維持することにも役立ちます。五月病で辛いなど体の調子が今一なら、まずははりきゅう(鍼灸)で体本来の力を取り戻すことをお勧めします。お体のことで気になることがありましたら、おきらくにお問い合わせください。

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
 

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