二度目の参禅
二度目の参禅
2018年06月05日(火)5:44 AM
先日、二度目の参禅体験をしてきました。初めての参禅は曹洞宗のお寺さんでしたが、今回は臨済宗のお寺さんでした。
内容はティーセレモニー(お抹茶と茶菓子でのおもてなし)、坐禅体験、お寺の特別拝観(修行寺のため通常は年二回しか拝観できない由)の約1時間半。
内容はティーセレモニー(お抹茶と茶菓子でのおもてなし)、坐禅体験、お寺の特別拝観(修行寺のため通常は年二回しか拝観できない由)の約1時間半。
曹洞宗の坐禅は面壁(壁に向かって座ること)でしたが、臨済宗は対面でした。対面と言っても、すぐ目の前に人がいるわけではなくて、3メートル程の間をおいて、アチラに2列×6,7人、コチラも同じような感じで向かい合います。真っすぐ前を向くと向かいの人と目が合ってしまうので、膝の下辺りに目を向けます。
脚や手の組み方など基本的なことの説明が終わるといよいよ坐禅開始です。坐禅で何より大事なのは曹洞宗と同じで、姿勢を崩さない。おへそを前に押し出すようなイメージで腰をしっかり立てます。
そして、数息観という呼吸法をします。呼吸を一、二と数えていき、十数えたらまた一から始めるものです。
脚や手の組み方など基本的なことの説明が終わるといよいよ坐禅開始です。坐禅で何より大事なのは曹洞宗と同じで、姿勢を崩さない。おへそを前に押し出すようなイメージで腰をしっかり立てます。
そして、数息観という呼吸法をします。呼吸を一、二と数えていき、十数えたらまた一から始めるものです。
今回は警策(ケイサク)を体験することができました。
警策を受ける時のお作法はこんな感じです。集中力が切れてきたと感じたら、指導僧が回ってきた時に合掌して合図します。指導僧も合掌を返します。受ける側は上体を倒して両方の腕(肘から先)を床に付け、どちらか一方の手を反対側の肩に置き、顔をそちら側に向けると準備完了です。指導僧は軽くチョンチョンと触れてから、パッパ~ンッと背中を連打します。これを左右同じことをします。
見本を見せて頂いた時は凄く良い音だったのに、参加した方たちの順番の時はペシペシと凄く弱い感じでした。年齢や体形あるいは作法などを考慮されていたのかもしれません。でも、おきらくの時は見本通りに良い音が出ました。
そして何よりも驚いたことは、凄く気持ち良いのです。受ける前は眠くて仕方なかったのに、警策を受けた後は気分爽快、スッキリと残りの時間を過ごせました。
今回はとても短い時間でしたが、坐禅の後はやはりとても爽やかな気分でした。
警策を受ける時のお作法はこんな感じです。集中力が切れてきたと感じたら、指導僧が回ってきた時に合掌して合図します。指導僧も合掌を返します。受ける側は上体を倒して両方の腕(肘から先)を床に付け、どちらか一方の手を反対側の肩に置き、顔をそちら側に向けると準備完了です。指導僧は軽くチョンチョンと触れてから、パッパ~ンッと背中を連打します。これを左右同じことをします。
見本を見せて頂いた時は凄く良い音だったのに、参加した方たちの順番の時はペシペシと凄く弱い感じでした。年齢や体形あるいは作法などを考慮されていたのかもしれません。でも、おきらくの時は見本通りに良い音が出ました。
そして何よりも驚いたことは、凄く気持ち良いのです。受ける前は眠くて仕方なかったのに、警策を受けた後は気分爽快、スッキリと残りの時間を過ごせました。
今回はとても短い時間でしたが、坐禅の後はやはりとても爽やかな気分でした。
坐禅の後は特別拝観でした。
今川家の方々の像や阿弥陀如来像に摩利支天像(凄いイケメンだったのですが、猪に乗っているのが何だかとても可愛らしかったです)。竹千代の勉強部屋などを見せて頂きました。
最後に禅語のことを幾つか教えて頂きました。入口の事を玄関と言いますが、これはもともと禅語なんだそうです。本来は仏道への入り口という意味だそうですが、のちに一般の住居でも使われるようになったそうです。
ほかにも一般用語になった禅語は色々あります。例えばおきらくがいつも着ている作務衣は掃除などの仕事(作務)をする時の着物という意味です。またしたい放題する時に読書三昧(どくしょざんまい)などと言いますが、もともと三昧(さんまい)はサンスクリット語のサマーディの音を写した言葉で、雑念を捨て、精神が集中している状態のことだそうです。挨拶という言葉も禅から来ているようです。ほかにも知らないだけで沢山ありそうです。
今川家の方々の像や阿弥陀如来像に摩利支天像(凄いイケメンだったのですが、猪に乗っているのが何だかとても可愛らしかったです)。竹千代の勉強部屋などを見せて頂きました。
最後に禅語のことを幾つか教えて頂きました。入口の事を玄関と言いますが、これはもともと禅語なんだそうです。本来は仏道への入り口という意味だそうですが、のちに一般の住居でも使われるようになったそうです。
ほかにも一般用語になった禅語は色々あります。例えばおきらくがいつも着ている作務衣は掃除などの仕事(作務)をする時の着物という意味です。またしたい放題する時に読書三昧(どくしょざんまい)などと言いますが、もともと三昧(さんまい)はサンスクリット語のサマーディの音を写した言葉で、雑念を捨て、精神が集中している状態のことだそうです。挨拶という言葉も禅から来ているようです。ほかにも知らないだけで沢山ありそうです。
おきらく極楽と駐車場の間を掃除するのですが、その時に足を交互に踏み出している感覚、お腹のプルンとした揺れ(-_-;)、足の裏に当たる小石の感触、通りを走っている車のエンジン音や道路の地響き、近くのお家から漂ってくる味噌汁の香り、道路に落ちている梅の実の綺麗な緑や煙草の吸殻など、なるべく五感を全開にする練習です。独りの時なら色々な事に意識を向けることができるのですが、会話している時に今ココを大事にすることができるようになるにはまだまだ遠い道のりです。
初めて参禅した時今ココ、この瞬間はもう二度とは戻ってこない瞬間だから、その一瞬・一瞬を真剣に生きることが大事という法話を聞きました。時々このことを思い出して、最近はお掃除瞑想をやってます。毎朝
坐禅でなくても、なんちゃって今ココお掃除瞑想でも終わるとイイ感じです。24時間のうち僅か10分程度ですが、チリツモでそのうち良いことがあるだろうと思います。
継続は力なりと言いますが、養生もチリツモです。養生のことならお近くのはりきゅう(鍼灸)院でお手伝いできることがたくさんあると思います。おきらくにお問い合わせください。
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Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
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Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
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