病気とリスク

病気とリスク

2018年09月04日(火)6:08 AM
 台風です。一年中発生しているらしい台風ですが、この時期は日本上陸率が高いです。
 今年はもう、色々な災害が各地で相次いでいるので、台風は平和的に過ぎてもらえると嬉しいのですが。
 
 そんな自分勝手な希望と関係なく、災害はやってきます。こちらの都合はお構いなしに、自然の理としてやってきます。
 確かに人災と呼べるものもあるのでしょうが、多くは災害に繋がるとは思わずにしたことだと思います。煙突や車の排気、土砂崩れ、フロンガス、最近はマイクロプラスチックが問題になっていますが、最初からそれを予告し代替を用意することは難しいことだと思います。ただ、分かったからには子孫の幸せのために、良い方向に変えることが大切だと思います。
 何だか病気に似ています。何も悪いことはしていないのに不調になり、病気と診断されることもあるし、悪い習慣を続けた結果の病気もあります。さくらももこさんと乳がんの因果関係は分かりませんが、喫煙は(受動喫煙も)女性(閉経前)の乳がんリスクを高くします。生活習慣病と呼ばれる病気も、リスクを高くする要因が分かっています。
 リスクの高いことは避けるのが賢明ですが、それだけでは寂しいです。健康を保ちたいのは、楽しく生きるための手段だと思うからです。ちょい悪なことでも長く楽しむためには、日々ほどほどが大切です。お酒や甘い物など好物を断つのはつまらないし、心の健康にも影響しそうです。

食べ過ぎかなぁ?

 もし、甘い物がやめられないなら、食べる時間を決めることで回数を制御するところから始めてみませんか?星の王子さまではないですが、その時間が待ち遠しくて楽しみが増えます。少ない回数を十分に楽しむために、しっかり味わうようになるかもしれません。段々慣れてきたら量を減らしていき、その分グレードをあげて良い物を楽しむというやり方が、なが~く楽しむ秘結では?ただ喫煙のように、量を減らしてもリスクが低くならないものもあるので、ほどほどならいいというものばかりではありませんが。
 
 リスクを減らしても、健康が保証されるわけではありません。どんなに気を付けていても病気になる時はなるし、不養生でも健康な方もいます。でも、自分の体を大切にする人は一緒にいて安心だし、何だか嬉しくなります。
 いつもお腹が痛くて我慢していた昔、周りの心ある人達に辛い思いをさせてしまいました。今は睡眠、食事、運動に加え、自分が健康を取り戻すきっかけとなったはりきゅう(鍼灸)で養生し、周りが安心できる人でい続けたいと思います。
 長患いをすると治す気力も希望も見えなくなることがありますが、東洋医学は健康のお役に立ちます。お体のことで気になることがありましたら、お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせください。

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この記事を書いた人

Koji Wakio(おきらく)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。丙申年。
武術の稽古と豚カツが大好きです。
Satomi Nakano(極楽)
おきらく極楽にて鍼灸治療中。乙巳年。
神社と美味しいものが大好きです。
 

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