一般的に足の冷えは、筋肉の少なさ、自律神経のバランスの乱れ、間違った食生活等が原因になる事が多いです。
　筋肉が少なければ、発熱量や血流が減ってしまいます。ダイエットや加齢で筋肉が少なくなってしまう事があります。自律神経のバランスを崩す原因は気候変動、ストレス、過労等々沢山あります。何事も程々に無理をしないというのが一番です。露出が多い服装で体温を下げてしまったり、締付けの強い服装で血流を悪くする事もあるので注意が必要です。

 

　発熱量と血流を回復する一番のポイントは運動で筋肉をつける事です。脚、尻、背、腹などの大きな筋肉を鍛える事で発熱量が上がり、冷え性を改善する事が出来ます。
　おきらく一番のお勧めはゆっくりフルスクワットです。お尻が床に付くくらいに腰を落とすスクワットです。ゆっくりさは適当です。2秒ずつ掛けて曲げ伸ばしでも良いですし、10秒位ずつ掛けても良いです。その代わりもうこれ以上は無理という位の回数をこなします。このスクワットをすれば、脚、尻以外にも背、腹も同時に使うので凄く効率的です。膝を伸ばす時に踵を上げ、膝を曲げる時に踵を落とせば一段と効果が高くなります。そして、椅子に座った状態で趾(あしゆび)でグーパー体操をすれば下半身全体を鍛える事が出来ます。
　ウォーキングも凄く良いです。1日に約8000歩、その内20分程度は速歩で歩くのが良いとされています。

 

　色々試したけれど、それでも足が冷える方はお手伝いさせて頂ける事もあると思いますので、是非お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせください。

 

折りたたむ