2021年02月02日(火)7:13 AM
暦の上では明日から立春。少しずつ暖かくなりそうな気配も感じます。そして今日は節分。昨年まではずっと2月3日だったのですが、今年の節分は124年振りの2月2日だそうです。因みに節分と言えば豆撒きを真っ先に思い出しますが、何故豆を撒いて鬼を追い払うのでしょう?
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昔、鞍馬(京都)に鬼が出た時、鬼の目に大豆を投げつけて鬼を退治したという話があるとの事です。魔の目(魔目)に豆を投げつけて魔を滅した(魔滅)事が豆撒きの由来だそうです。
大豆は米に次いで神事に使われる大事な食物だそうです。大豆は植物性の
タンパク質を多く含む食材です。どのような病魔も十分な睡眠、良質な食事、適度な運動で健康を維持していれば、罹りにくいし、罹っても治りやすいです。そして米と豆のセットで当時から栄養補給を支えていたからこその逸話ではないかと、おきらくは想像します。
何と言っても、体は水分を除くと、半分以上がタンパク質で出来ているのですから、タンパク質の補給はとても大事です。
大豆は稲と共に紀元前2000年前に中国から伝わったとされています。そして、いつか田んぼの畦道には大豆が植えられるようになりました。大豆の根に棲み着いている根粒菌は空気中の窒素をアンモニアに変換します。そのアンモニアが大豆に取り込まれ、タンパク質になります。大豆のタンパク質はアミノ酸スコア100で非常に良質なタンパク質です。またビタミンB群や各種ミネラルも豊富に含まれています。
玄米、納豆、お味噌汁!!
こうして米と大豆がセットになって日本食の食を支えるようになったと考えられています。
大豆は煮物、豆腐、納豆、油揚げ、豆乳等優秀な食材としてだけではなく、味噌や醤油などの調味料としても重宝されます。
そして、米&大豆は、ご飯&納豆&味噌汁、いなり寿司、お餅&きなこ、煎餅&醤油等々色々な組み合わせが出来るので楽しいです。
今月一杯はまだ寒い日が続きますが、体を冷やさないように気を付け、しっかりと睡眠を取り、旬のものを美味しく頂き、適度に体を動かして、健康に過ごしたいものです。
健康の事なら色々お手伝いさせて頂ける事もあると思いますので、是非お近くの
はりきゅう(鍼灸)院に
おきらくにお問い合わせ下さい。
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