2023年12月26日(火)7:30 AM
10月に手術した白内障ですが、先日2ヶ月後検診で診て頂きました。術後の炎症もすっかり取れ、元々裸眼で0.4しか無かった視力が1.2になってました。
かなり良く見えるようになってます。左目はまだ白内障が進行していないので、手術予定はまだありませんが、両目とも多焦点レンズになれば、中学以来の眼鏡無し生活が出来そうです。
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考えて見れば、眼という器官が進化の過程で現れたという事は実に凄い事だなと思います。
動物に眼が生じたのは約5.5億年前の「カンブリア紀の大爆発」時代。それ以前も光を感じる器官はあったけれど、単に明るさが分かる程度のものだったようです。
それが、カンブリア紀に眼が出来たのは、捕食動物からすると獲物を見つける事が出来るので、生存能力が格段に上がる。被捕食動物からすると、捕食動物が見えるので、逃げたり隠れたり出来るようになり、やはり生存能力が格段に増す。というような進化があったからなのだそうです。
いまや、偶然出来て進化の果てに現在の眼に辿り着いたとは思えない程の、精密な器官です。
なのに、おきらくは40歳台前半で老眼が始まり、60歳半ばで白内障手術。眼の寿命は余りにも短いと思ってしまいます。でも、ヒトがヒトとして生まれて来た頃の寿命を考えると、これで十分だったのかもしれません。今は良い多焦点レンズがあると考えると、120歳位まで水晶体の事は心配しなくても良いのかもしれません。
さて、眼のレンズ役である本来透明な水晶体に濁り入るのが白内障でしたが、眼にはまだ透明な部分があります。眼球のほぼ全体を占める硝子体も透明な部分だし、水晶体の前方にある角膜も透明な部分です。
硝子体の濁りはいわゆる
飛蚊症です。虫やゴミが飛んでいるように見えたりする病気です。大した症状じゃないからと放っておくと、網膜剥離や眼底出血などの重大な病気の場合もあるので、先ずは眼科受診したいものです。
角膜の濁りは、先天性・遺伝性・感染症・栄養障害・外傷・眼瞼疾患等が原因の場合があります。症状としては、全体が暗く、ぼんやりと歪んだ見え方になるようです。見え方が気になる場合は、先ずは眼科受診したいものです。
外傷で角膜が濁る場合があるのですね。おきらくは学生時代、少林寺拳法をやっていました。グローブ乱取りで結構顔面パンチを貰っていたのですが、一回だけグローブ無しで顔面に貰ってしまい、眼の周りが腫れ上がった事がありました。でも角膜に傷が付かないで良かったです。
ちなみに少林寺拳法で最初に必ず習うのは目打ち・金的蹴りです。眼が濁っては大変なので、少林寺ャーには手を出さないようにしたいものです。
ワタシ、眼は大丈夫ッ!!
ヒトは外界の情報の80%は視覚に頼っているそうなので、眼は大事にしていきたいものです。
最近、眼の調子が良くないという方。色々とお手伝いさせて頂ける事もあると思いますので、是非お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせ下さい。体質にあった治療によって、健康な体になるお手伝いをさせて頂きます。
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