2023年01月31日(火)7:18 AM
今年に入ってから、妙に右眼に違和感があるなと思っていました。でも、眼脂が出ているわけじゃないし、ゴミが入ってるわけでもない。左右の眼をつむったり開いたりしていて、右眼の視力が落ちている事に気が付きました。理由は?近視が進んだ?
両眼で見ている分には問題ないけれど、原因が知りたかったので眼科受診しました。結果は
白内障の進行による視力の低下だそうです。
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白内障は、眼の中でレンズの役割を持っている本来透明な水晶体が濁る病気です。
白内障を引き起こす要因となる病気は様々です。アトピー性皮膚炎や糖尿病等全身疾患に合併するもの。眼の怪我や放射線、薬剤などが原因のもの。ただ白内障の中で最も多いのは高年齢の人に発症する加齢性白内障です。40歳台で4割、80歳台では9割以上が発症している程多くの人が掛かるそうです。
おきらくも66歳だもんなぁ、何がしか自覚症状が出てもおかしくない年齢です。
白内障の症状も様々。目がかすむ、眩しい、一時的に近くが見えやすくなる、眼鏡が合わなくなる、二重・三重に見える等。
白内障が進んで、視力が低下して仕事に差し支える、眩しくて見えづらい、視力が0.7以下になって運転免許の更新が出来ないなど、生活に不自由が出てくれば手術という事になります。現在のところ、薬で改善できる病気では残念ながらありません。手術で水晶体を取り除き、人工のレンズを入れるのです。
高齢者施設に入っている方で、白内障の進行を抑える目薬を使ってらっしゃる方が結構おられます。
眼科のドクターに、そういう薬が有効なのかどうか聞いてみたところ、薬を要求される方には処方するけれど、自分から勧めることはないと言う事でした。日本眼科学会のHPにも
進行を遅らせることができる場合もあるとありますね。ふむふむ。
日常生活の中で予防するには、十分な睡眠、適度な運動やバランスの取れた食事、過剰なアルコール摂取を避ける、禁煙、紫外線を避ける、等が報告されているそうです。要するに養生が良いと。やはり現時点では、体の治る力を取り戻して病態の進行を出来るだけ遅くする事が重要だと思います。
おきらく極楽で行っている積聚治療(
はりきゅう(鍼灸)治療)では、体の全ての不調は治る力が落ちているために起きていると診ます。そのため、体が冷えたり、血流が悪くなったり、様々な症状が出てきます。
積聚治療では、体が本来持っている治る力を取り戻すためのお手伝いをします。
最近色々と不調が多いなという方。色々とお手伝いさせて頂ける事もあると思いますので、是非お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせ下さい。体質にあった治療によって、健康な体になるお手伝いをさせて頂きます。
ところで、イモリ等再生能力の大変高い動物は、レンズを失っても再生できるそうです。
でも、試験管の中では
ヒトのレンズも再生出来る能力がある事が明らかになっているようです。将来的には再生医療で治療が可能になる事を期待したいです。
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