2023年02月08日(水)10:35 AM
季節は
立春。何となく春っぽく感じる日もあります。この時期の花と言えば梅。
熱海梅園に行けば色々な種類の梅が楽しめます。
幾分春めいて来てはいるものの、まだまだ気温がグッと下がる日はあります。
そんな時、気を付けたい病気に帯状疱疹があります。
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帯状疱疹というのは、小さい頃に掛かった水疱瘡のウイルスが数十年以上体内に潜み、加齢・疲労・ストレス等により免疫力が落ちた時、神経に沿って体表面に現れ、帯状の疱疹を発症する病気です。
帯状疱疹の症状はチクチクした痛みに続いて、体の左右どちらかに、赤く小さな水ぶくれを伴う発疹が帯状に現れます。最も
多いのは胸から脇腹になります。
帯状疱疹の患者さんの7割は50歳台以上の人だそうです。
高齢者に多い病気なので、年齢が上がると発症率も上昇するそうです。確かに高齢者施設では結構目にします。
また、免疫力が落ちた時に発症すると言う事は、生活習慣病のある方、関節リウマチ等で免疫抑制剤を使っている方等は要注意です。
帯状疱疹は、発症後3日以内に治療を開始するのが大事です。発疹は治療しなくても3週間程度で消えるのですが、治療が遅れると高熱が出たり、頭痛が起きたりという全身的な症状が出たりします。
更に、帯状疱疹に伴う痛みは皮膚症状がなくなると消えますが、後遺症として
帯状疱疹後神経痛が残る事があります。特に60歳以降の高齢者には多いそうです。
帯状疱疹を予防するにはワクチンが有効とされています。50歳以上の方が対象になります。
帯状疱疹ワクチンは法令による定期予防接種ではないので、ご自分でワクチンを取り扱っている医療機関に相談する必要があります。地域に依っては予防接種費用の助成金が出る場合もあるようなので、市区町村に確認してみて下さい。
ストレス発散ッ!!
帯状疱疹の予防には免疫の働きを高める事も大事です。
バランスの良い食事、適度な運動、十分な休養等健康的な生活習慣と、ストレス発散のための気分転換に努めたいものです。
免疫力を上げたいという方。色々とお手伝いさせて頂ける事もあると思いますので、是非お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせ下さい。体質にあった治療によって、健康な体になるお手伝いをさせて頂きます。
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