2024年01月16日(火)6:32 AM
寒いですね。
これは、今年に入ってからの、三島の気象データです。もっと寒い地域に比べれば、例えば
宗谷岬に比べればずっとずっと暖かいのですが、三島の気候に慣れているので、やはりこの時期の寒さは辛いものがあります。それだけでも死にそうな気もします。体力満々だった大学生時代には感じられなかった感覚です。
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映画の中で、登山者が「眠るなッ、眠ったら死ぬぞッ!!」と叫んでいるシーンを何度か観た記憶があります。
意識がもうろうとなる、意識を失うというのは
低体温症の典型的な症状です。直腸等の深部体温が35℃以下になるのが低体温症です。
何となく山岳での事故に多いのかと思っていましたが、福島県郡山地方広域消防組合の統計によると
7割は自宅、8割が高齢者、8割が入院という事のようです。
日常生活の中には低体温症になる原因が色々あります。
気温の低い日に寒い部屋で寝ていたりすると、体を動かさないので体温が保てず低体温症になる可能性があります。またお酒を飲んで屋外に寝てしまったり、激しい運動をして汗をかいたまま風に当たったりしても、低体温症になる可能性があります。
低体温症の症状は
- 軽度(35~32℃)
シバリング(ブルブル震える)
- 中等度(32~28℃)
意識がもうろうとする
- 重度(28℃~)
体が硬直する
意識がなくなる
低体温症は重症化しやすいので、ならないようにするのが肝心です。軽度低体温症の時に現れるシバリングは筋肉の震えです。この震えによって熱が出る事を「ふるえ熱産生」と言います。また、筋肉は動いていない時でも熱を出しています。
体温調節は自律神経の働きです。意識で変える事は難しいです。けれど、筋肉を鍛えて筋量を増やす事は意識的に出来ます。筋量が増えれば体温も上がります。
おきらくのお勧めは、全身の約7割を占める下半身の筋肉を鍛えるスクワットです。毎日やる必要はありません。週に2、3回で十分に効果が出るので是非お試しを。そして、筋肉を付けるためには、十分な休息、腹八分の食事も大事です。養生を心掛けたいものです。
ジャンプスクワットッ!!
スクワットしてみたいけど、体が硬くて転びそうで怖いという方。色々とお手伝いさせて頂ける事もあると思いますので、是非お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせ下さい。体質にあった治療によって、健康な体になるお手伝いをさせて頂きます。
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