2024年07月23日(火)5:49 AM
東海地方は18日に梅雨明けしました。気温もグングン高くなって来ました。真夏日・猛暑日の連続です。じっとしていてもシャツの中を汗が伝い落ちるのが分かります。座って息をしているだけなのに・・・
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汗と言えばワキ汗、気になりませんか?
おきらくも会社勤めをしていた頃は、この時期に出張などすると、薄色のスーツだとワキ汗が目立ってしまうので(
別の理由もありましたが)、もっぱら濃紺、黒系にシフトしました。
気になるワキ汗ですが、実は思った程の量はかいてないそうです。何と
10ml前後(小さじ2杯程度)なんだそうです。1日にかく汗の量(500~1500ml)の1%程度。
でも、量はしれているかもしれませんが、気になるものは気になりますよね。
先日「いまからサイエンス」という番組でマンダムの藤田郁尚教授が出演されており、
汗腺を収縮させる仕組みを発見したそうです。
今まで汗止めというと、汗腺を塞いだり、焼いたりするものはありましたが、汗腺の仕組みを使ったものは初めてですね。MCの加藤浩次氏が驚いていましたが、素晴らしい発見です。
ところで、ワキ汗を止めても他からその分の汗が出るので、体温には影響がないようです。
いずれにしても、この暑い時期は汗をかく能力が大事です。汗をかけないと熱中症になる危険性が高くなります。普段体を殆ど動かさない人は、少しずつで良いので運動したいものです。
ちなみに、汗をかくのはヒトだけでしょうか?大量の汗をかけるのはヒトと馬。犬や猫は肉球にほんの少しだけ汗をかくそうです。だから、犬は走った後は舌を出してハァハァして体温を下げないといけないのです。ヒトは走りながらでも体温を下げる事ができる凄い機能を持っているのです。
そして、狩猟採集生活していた頃のヒトは、汗をかけない動物を何日も追いかけ回し、弱って動けなくなった所をしとめて、貴重なタンパク質を得ていたようです。
折角の暑いシーズンなので、汗びっしょりも気にせずに動きたいものです。たぶん10分くらい早歩きすれば玉のような汗が出ると思いますが、熱中症には十分に注意してください。
そして、質の良い睡眠をとって、腹八分の食事。どんな季節でも養生を続けたいものです。
夏のおやつはコレッ!!
最近、汗がうまくかけなくなったという方。色々とお手伝いさせて頂ける事もあると思いますので、是非お近くのはりきゅう(鍼灸)院におきらくにお問い合わせ下さい。体質にあった治療によって、健康な体になるお手伝いをさせて頂きます。
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